恵理の日記帳

平凡な日々の中で、ささやかな出来事を書いています。

金生水沼沢植物群落

2009-10-24 22:44:07 | Weblog
2~3年前のことだったでしょうか・・?
新聞に「(鈴鹿市の)シラタマホシクサ咲く湿地帯を復活させようと、有識者と市長・市職員が調査を開始」というような内容の記事が載っていました。

国の天然記念物に指定された1937年には、湧き水が充分に潤った環境の中、400種もの植物が自生していたそうです。

ところが「昭和40年頃から工場や住宅建設の影響で湧き水が減り、湿性の植物が絶滅の危機に陥った」ということなのです!

湿地帯を管理する方達が地下水をくみ上げ、近所に住む住民の方達も絶え間なく水掛をなさった努力が結実し「二十数年ぶりに野生のリンドウが咲いた」とTVや新聞で報道されました。

                  

湿地帯はフェンスで囲まれ、今は立ち入り禁止となっています(金生水=かなしょうず)
来年にはフェンスも外されて一般公開されるそうです。
貴重な湿性植物を踏まないように、木の歩道を設置して散策出来るようにするそうです。

          

 湿地帯を管理・調査されている方が、丁寧に解りやすく説明をしてくださいました。
 説明を聞いているのは母です

 右の写真は「普通のリンドウ」で、日光が当たっている時には花が開くそうです

          
 
 貴重な湿地帯ですから、足を踏み入れることが出来ません(植物を踏んでしまったら大変!)
 遠くから写したので見えにくかも知れませんが、白い小さな可憐な花がシラタマホシクサです。
 そして、2センチ位の紫の花が野生のリンドウです。

                
 
                吾亦紅の花も咲いていました

 お忙しいのに優しく説明してくださって、本当に嬉しかったです(有難うございました)
 一般公開される日を、心待ちにしています
  
 「パンフレットも作らないといけないのですよ~」と、笑顔で仰っていた御顔は輝いて見えました

         

         シラタマホシクサの写真です

 2年前、可憐な花に憧れて捜し求めて・・ようやく湯の山の「野草の店」で出逢って購入した時に撮った1枚です。
 その時の感激を書いた『シニア・ナビ』の日記帳から貼付しました
















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