2月21日 (月) 0/8℃
近代文学者の母
先週、3回目のワクチン接種を受けた直後、急いで聞きたかった岸和田の講演会場へ電車で向かった
大阪も北から南までは結構時間がかかるが冷たい雨の中 ギリギリ到着した👌
興味のない人には なんだ⁉️ と言う話かもしれないが、近代文学者を生んだ母たち「我を生まし足乳根の母」物語の著者・中塚鞠子さんの話を聞きたかったのだ
レジメには樋口一葉、石川啄木、谷崎潤一郎、室生犀星、小林多喜二、林芙美子、堀辰雄、高見順、井上靖、椎名麟三、斎藤茂吉、萩原朔太郎、小野十三郎、中原中也、その他20名の近代文学者と母親との話があった
人はだれでも母がいるが、母と子の関係、結びつきはそれぞれに違うものの、愚かな母、賢い母、どうしようもない母親でも子供にとっては切っても切れない絆
そこに母がいたからこそ詩人や作家たちは一人一人がもがきながら過酷な運命を引き受け、苦しみ葛藤の中からそれぞれの形で文学作品に昇華させていったと
その一人ひとりの原点が母親にあったことに深く胸をつかれたのが、私の興味のある所だった
母親の影響が子供に、そしてその後の人生に大きな影響を及ぼすことを今回改めて認識し、そして自分の人生を回顧した
だが不思議と父親の影響はごく少ないことも知り、影が薄いのか? 動物社会の生態を見ても同じだなぁ と苦笑してしまった😭
著者は著名な詩人、エッセイストであり大阪文学学校のチューター(講師)でもあるが、既に引退されたものの薬剤師として公的機関で幅広く活躍されてきた方だけに、着眼点が面白くとても参考になった
今度生まれてくる時は女性として生まれてきたいと男性から聞いたが、女性から逆の声も聞いた
だが70%は女性は女性に、男性は男性にまた生まれてきたいと願うそうだ
私⁉️ もちろん男がいい です😂🤣
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