幸福の芽 happy sprout みろく maitri

《心の時代へのパラダイムシフト》 自分の心をつかんで幸せになりませんか。幸福の芽を探して一歩前に出てみませんか。

「自由」と現代のグローバルスタンダード

2011-12-28 00:23:00 | 政治

現代のグローバルスタンダードでは
「自由」と「繁栄」について書いてきています。

この「自由」は一人ひとりが「自由」を得て
そして自由であるために公的な責任を負うという
考え方でもあります。

人は一人では生きていません。
人に依って生きている。(依他起生)
社会の中の一員として生きている。

高度経済成長期には国家経済全体が社会保障の
財源を生み出してきました。
今日本の経済の停滞期にあって社会保障費の
財源の確保が言われています。

一人ひとりが自由を得ながら、
なおかつ社会的な責任を果たしていく。
一人ひとりの繁栄が全体の繁栄につながります。
国力につながります。

社会にはいろいろな人がいます。
様々な年齢であったり、様々な仕事をしていたり、
時には病気をしていたりするかもしれません。
そういう様々な人生の中で皆が同じ方向を見て、
自分の足で立とう、今できないなら自分も努力して
社会の一員としてその責任を負って
生きていこうというそういう生き方が大切と思います。

社会はその為に雇用の創出に目を
向けていかなくてはならないと思います。
そして雇用が進み、社会自体が活性化してくると
社会保障費の財源確保のみではなく、社会保障費自身が
減少するということにつながっていくと考えられます。
国家が雇用を創出するのではないと言われるかもしれません。
しかし現状でも政策は経済、雇用に大きな影響を与えています。
政策や経済の大きな指針が国力を左右します。

過去、日本企業がグローバル化によって
世界進出していきました。経済成長がみられました。
現在はどうでしょうか。日本より多く進出を
果たしている国、企業も多くあるのではないでしょうか。
今、日本も長く経済の停滞期にあります。
今年大きな災害がありました。
今議論されている協定というものの中にこれ以上、
「自由」の概念と共にグローバル化を
進めていってどうなるでしょうか。
グローバル化によって企業の活性化は見られましたが
国力を失ってしまうということが
見られているのではないでしょうか。
そして現在までのグローバル化で日本企業は
新自由主義の考え方(競争原理、言葉が悪いですが
弱肉強食の世界)で本来大切な心を忘れ去ろうと
してはいないでしょうか。
また押し寄せる新自由主義に身をまかせようとし、
その価値観のみが良しとしようとして
自由と責任を果たしていないのではないでしょうか。

過去の日本の企業進出に
その都度様々な政策が行われてきました。

今の日本は
現代のグローバルスタンダード、
自由経済の繁栄ではなく、多くの人がノーマライズに生き、
また一方で自由を得、国家の繁栄を考えていき、
また日本がそれを発することで他国の流れも変え、
他国も繁栄に導くという力が必要なのではないでしょうか。
日本はそのためのノウハウを持っており、
それを明らかに示すことが大切なのではないでしょうか。



協定を通し、私自身の意見を求められていましたが
12/26「自由と安全」と
本日の「自由と現代のグローバルスタンダード」で
その枠組みをお伝えできたでしょうか。

その他の所にも書きましたが違う視点から見ますと
財源を確保する経済政策というものを
グローバル化以外のところで考えていく必要が
今現在で非常に大切なのだと思っています。







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