「Dearフランキー」＠シネカノン有楽町1丁目

シネカノンで過去に公開された作品たちの中から特に人気の高かった作品を日替わり、時間替わりで随時上映のシネカノンベストセレクション、初日初回が「Dearフランキー」でした。

「P.S.アイラヴユー」も一緒に観た会社の後輩ちゃんが、こんなのあるんだよーと教えたら行きたいですぅ！と言って、今回も一緒に行って来ました。

2月にBS hiでの放映もあり、公開当時からDVDと何度も観ているのですが、改めて映画館で見直すとやっぱりいい映画だなぁああと。
Gerryが良いのはもちろんですが、映画全体が良い。
名も名乗らず、問題解決してふらっと去って行くお助け人なストレンジャー、たまらなく素敵です。なんだか登場場面にすっごくドキドキしてしまいました。
今さら？

かっこいい登場場面というより、ふいっと出て来てぶっきらぼうでどうしようみたいなところから去って行くまでにストレンジャーにもかなりの心境変化があったのが言葉少ない彼の表情から読み取れるし、フランキーが父親を待っていたことはともかく、「きみも待っていたんだろう」ってリジーの心までも見通してしまっているあたりが憎いというかすごっ。

ぼーずっくり頭に革ジャケットにジーンズ、オリーブグリーンのセーターとかシャツとかで地味げなんだけど、やっぱりめちゃくちゃかっこいいな。
かっこよさで勝負してないのにね。ふふ。

頭のよさ、秘めた優しさ、なんともいえない包容力、なんだかだ言ってしっかりリジーをダンスに誘ったりもしててロマンティック。
女性の理想を詰め込んだキャラということですが、歯の浮くような存在ではないところが良い。リアリティありつつ、夢の存在。

まいりました、改めて。