語ろう! 宝塚とかジョジョとかガッチャマンとか。

まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

「エンド・オブ・ホワイトハウス」Gerryがやらねば誰がやる!

2013-06-15 00:51:10 | GERARD
公開日に観られませんでした、今日観てきましたぜー、空いてたけど(オーノーッ!!)。

おじさまが多かった。

きっちり120分、たるむことなくガッチリ見せる映画でした。
CGも多用されてるんでしょうけど、ペラっぽくなく、ちゃんとセット作ってるのが良かったな。
本物のホワイトハウスなんて見たこともないですが、本当に襲撃されてしまったかのような不気味なリアル感がありました。

アバン部分は予告で知ってるシーンもあったけど、淡々と恐ろしい。
その後本編ですが、そこもまた「来るぞ来るぞ」な淡々とした感じが怖かった。
意外と淡々と進みます。まあ、バカスカ人が死ぬし、Gerryじゃなかったら観ないよと思ったけど。

ヒーロー映画なんだけど、これがバカみたいに強いんじゃあ説得力がない。戦えるスキルと、絶体絶命の中を切り抜ける頭脳と、ハッタリかます胆力とがうまくミックスされて、マイクはいい感じに仕上がった役になってました。
あんまり派手さは無いんだけど、無双だし容赦ないところがいい。
無駄口たたかず、やるべきことをきちっとやっていくのがプロらしくて良かったし、頼れるヤツでした。
冒頭、過去の失敗というかトラウマを引きずってましたが、いざやらねばならぬ!となったらガンガン進む、やるったらやる!という感じが面白かった。
敵に対して容赦無いけど、特殊部隊経験者という設定からか、無駄なくやるべきことをやって核心に迫っていくのが新鮮だったかな。リーサルウェポンなんだろうけど、Gerryの個性なのか、冷酷な殺し屋には見えなかった。ひいき目でしょうかね。

かつてアメリカ映画の敵はナチス、またはドイツ軍(世界一ィィイイ!ww)、その後は長らくソヴィエト、その後は偽装テロリストだったり、南アフリカの悪徳高官だったこともあり、ついには中東系になり、更に緊張感を煽る北朝鮮となって、本当はシャレにならないんだけどね。これ問題にならないのかなあ。
アメリカの中枢であるホワイトハウスが襲撃され、完膚なきまで叩きのめされるのも非情だし、敵の要求がこれまたなんとも不気味でリアル。

敵は残虐で強く、ありとあらゆる武器を持っている、なんちゅう集団やねん。

大統領が人質になり、ホワイトハウスの中のどこかにいる大統領の息子も命を狙われている、大統領の側近や政府高官もまとめて囚われている。

そんな中たったひとりホワイトハウスに潜入した元シークレットサービス、さぁどうなる? 

かなり重要なところで整合性が取れてないなという弱点が複数あって、うーぬーーー、だったりします、惜しい。そこなんで?あそこもどうして? これらが回避されていたらもっと緻密になったのに、惜しいね。

とはいえ、主人公の在りよう、大統領との友情(うざくない)、妻が出過ぎない、子供の出番度合もいい、敵のバックグラウンドの複雑さ、振り切れ度合、いろいろ良かったです。

アメリカ政府はもっとホワイトハウスの警備とか、軍隊は常駐させるとかしといたほうがいいんじゃないですかね?裏にいつも軍隊仕込んどくとかさ。大丈夫ーって気になっちゃったよ。

俳優もみんないいね、よくこれだけ集めたな。 出てるだけで安心出来ちゃうモーガン・フリーマンとかね。女優陣も大変よろしうございました、アンジェラ・バセット、アシュレイ・ジャッド、メリッサ・レオ、ラダ・ミッチェル。

「ダイ・ハード」のパクリと言われてますが、状況は似たり寄ったりだが、巻き込まれてないしね。自ら入ってるわけだしマイクは。
でももっと事態は深刻、国家を揺るがすとんでもないことになってるんだしね。

がっちり骨太な話と重みのあるアクション、強烈なバイオレンス描写といい俳優たちのいい仕事ってことで面白かったです。ある意味80年代風なのかな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。