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まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

"Love Never Dies"変更点ピックアップネタばれ<第一幕>

2011-03-05 19:49:58 | Love Never Dies
毎晩宿に戻ってはちょこちょこ憶えている限り、昨年のオリジナル構成と今回の新バージョンとの変更点をノートに書いておりましたが、なんせ予習のしようがなもんで英語ぷーだし合ってないかもです、ご参考まで。

オープニングは、LNDといえば、という図のなんか不気味なお人形だかデスマスクみたいな例のフェイスが幕に映っていたのは無くなり、オペラ座が映っています。
始まりと同時にそれがメラメラ燃え出し、緊迫感ある音楽と共に「オペラ座炎上!」「謎の仮面の逃亡者は死亡した模様」みたいな新聞記事が投影されて一旦暗転。

摩天楼に場面が移り、クリスティーヌのオートマタが登場、続いてファントムがセリで登場(以前は奥から出ていたと思いましたが)、"'Til I Hear You Sing"をウルトラ熱く熱唱。
おっと、以前はフリフリの白いブラウスだったのが、黒いシンプルなシャツにベスト姿に衣替えでした。冬だから(うそ)? 暗転。

マダム・ジリーとメグが登場、コニーアイルワルツを歌い、アンサンブルも登場して華やか。ファントムの部下3人もここで登場。

以前にあったアンサンブルがビーチで歌うのが無くなってました、Mr.Yことファントムについてのあれこれもここで歌われていたのに無い!
そういえば、あんまりMr.Yという名称が使われなくなってました。
新バージョンはいまいちファントムの「裏の実力者」というか、コニーアイランドを仕切っているような印象が薄められていました。

それからジリー母子とファントムとの葛藤というか言い争いみたいなのがバッサリ無くなっているところ。
マダムがあんまりかみつきすぎで、気持ちはわかるけど観ているこっちがつろうございますみたいに感じていたところは母子のみの掛け合いになり収まっていました。

ワルツの後半でつり輪の曲芸師みたいなクジャクのかっこうをした女性が出てきたりするのはまんず同じ、ここでメグが"Only For You"披露。華やかで楽しい。

そのあとメグが「彼はみてくれたかしら」と母に尋ねるが、「いいえ、今日クリスティーヌが到着するのよ」「そうなの」みたいな会話から歌になる。
ここは以前ファントムと母子のやりとりだったところにちょっと新しいフレーズ、メグは過去を懐かしんでいる様子。
あ、その前になんだかマダム・ジリーが街の有力者にわいろを渡してました。

さくっとクリスティーヌ一行がマンハッタンに到着。は一緒。でもMr.Yのお招きじゃなくオスカー・ハマースタインのお招きということになっちゃってます。
これは納得行かないんですよね。オリジナルではクリスティーヌは匿名の雇い主に招かれてニューヨークへ渡って来たとなっていたのですが、今回はオスカー・ハマースタインが呼んだことになっている。

で、ファントムはその契約を無理やり奪い取って、しかもクリスティーヌに「歌わないなら息子人質」とかわけわからん事を言うし。この時はギュスターヴが自分の息子とはファントムは知らないんでした。「わたしのためだけに歌うのだ」とか言っちゃってるんです。
それじゃつまんねーじゃんよーみたいな。
愛ゆえにというか、執念ゆえにどうしてもどうしても会いたかったから、歌を聴きたかったから彼女を呼ぶために歌も作った、どうやって調べたのか、ラウルに借金があることも知った上で法外なギャラも提示した、っていうのがあったのにねえ。
なんだこの人の企画に乗ったみたいなのは。で、なんであなたがその歌作ってるんですぃ?っていうのがまた疑問だったりするんだがなあ。ぬー。

一幕のファントムとクリスの再会でデュエット2曲の後。ここでオペラ座のメロディーが入ります、仮面はがされて怒ったあとと、映画だとマスカレードの後半みんなにあれこれ指図するとことかドンファンの前とかのファントムモノローグ的なフレーズです。エンジェル・オブ・ミュージックもちょぴっと。あやうくオーヴァチュアも流れそうになるけどなりませんが。

オリジナル構成だと、「匿名の雇い主」にはいくつものレイヤーがあって、クリスティーヌはその雇い主の提示した法外に高額なギャラをラウルがこしらえてしまった借金返済に当てようとも考え、しかーし送られてきたスコアを読んで実は匿名の雇い主がファントムであることもお見通しでもあって来た、という色々なからくりがあって良かったのになあ。

だから、そこまで熱心にクリスティーヌに執心してなかったことになってるのか???うぬ???みたいな疑問はあるものの、ちょっと前後しますがふたりのデュエットでは「奥様、離れてください!」的な危うさで二人はがっしと掴み合う、じゃなかった抱擁一歩手前くらいな接近戦になっている。"Once upon..."のラストは手はくっつけませんでした。

わたくしの好きだった、ファントムと再会して思わず嬉しさのあまり抱きついてしまうが、直後平手うち、な激しいクリスは無くなっていた。うーん。"Beneath The..."でファントムとクリスが指をからみ合わせるのはあったっけ、あったっけなあ?そこは素敵。

ファントムの規模縮小か? そのわりに「Do you sing?」って。 やっぱり契約しているからには歌う、という(たとえそれが借金返済のためでも)プロとしての矜持を貫くクリスでもあってほしいんだがなあ。
子供人質だからっていうのちょっとやだなあ。嫌な奴よファントム。そんな人でした? そういう脅しじゃなかったんじゃ?子供ネタは卑怯だよ。

で、Old Friendあたりは同じでしたが、雇い主の話題の部分が弱くなっちゃってるんだなー。

ギュスターヴをファントムが自分のお部屋に案内するのは同じかな、部下3人は居たかしらん、以前??? ここでもファントムは最初の場面の黒い服、それに黒い地模様のあるガウンを着ています。
どの回もお客さんがどよめくのは、例の上骸骨下ミニスカ女性の足のトロリーが舞台を横切る時。何度観ても不思議、ふふ。
あ、前はギュスターヴがピアノの上の銃を持ったらオロオロっとして慌てたファントムでしたが、今回はさくっと取り戻してました、これはちょっと笑った。

"The Beauty Underneath"でギュスターヴになつかれて、お手手引かれたりして嬉しいような照れくさいようなファントム。 彼はひょっとしてわたしの息子か?というのは同じ、曲の最後に自ら仮面とかつらをはがして逃げられるのも同じ。ここでメグもクリスと一緒に摩天楼に来ていた。前はいなかったと思う。
以前はすぐ仮面とかつらを装着しなおしてましたが、今回はこの場面のラストまでずんべらのままのファントム。こえーよー。

自分が呼んでないくせにクリスが息子のこと話してなかったと逆ギレもどうかと思うけど、なんかそこで説得力が弱まっているぞよ。と思ったりして。
クリスの首を締めあげるとかは同じ、息子のことを話されるところまでは同じですが、そのあとファントムは「許してくれ」とか謝罪し、「彼には本当のことは言わないでおいてほしい。彼を連れて帰っていい」とかなんとか?
なんだっつうの。歌えつうたやん。
ううーん、でもなんかクリスが去った後、息子がいたんだーうれしーみたいに楽譜撒いたりしてひとりでふっふっふとか笑ってましたファントムさん。
マダムが最後に来てガーって怒るとこは同じかな、すこしトーンダウン気味かな。

あー、なんでファントムが自分でクリスを呼んでないんだよ! ムッキョ!と思う&とにかく月曜日最初に観た時は変更したとこ、歌詞がどんだけ違うのかとかいろいろ繋ぎ合わせるだけで少ない脳のキャパが充電切れ、へとへとでした。まだ一幕終わっただけじゃんかよ、ぜーぜー。

んでーも、でもでもでも、RaminさんとSierraさんが観られたんだから嬉しいことに変わりは無かった。
惜しいことに、この日のRaminさんは、"Til I Hear..."の最高音が欠けました、残念!



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