ドレス到着＆酸素欠乏。

発表会のドレスが到着しました、採寸して作ったのでちょい時間かかったですが。

ゆるいとぶかぶかでかっこわりーだすものね。

去年は安売りになってたのをなんとなく買ってしまい、ありがちなピンクで、みなさんピンクが多かったわねということになってたのですが、今年は冬季オリンピックの女子フィギュアの選手のみなさんがゲン担ぎで青い衣装を着けていたのを多く見たからか、はたまたサムライブルーか？というわけではないのですが、トスカは青い衣装が多い、と先生のご意見もありで濃い目のブルーです。ロイヤルブルーより重く、ネイビーほど暗くない。
いい感じに大人っぽくてよかですぜー。
パニ子を履くので、足元にパグちゃん10匹くらい入れますよって意味不明。

パニ子ってパニエね、輪っかになってるのの。　これあると足をふんばってもバレナイぜーってね。はっはっは。

んーでもトスカはそれくらいふんばらないと立ってられなくなるからなあ。
って、ドレスはそれだけで選んでるんだろうかわしゃ。

オンブラ・マイ・フとトスカを連続で歌いますが、オンブラつまんなくて嫌いなんだけど、実は、役も場面も無い、感情も入りにくい歌曲の声こそが自分の声なのかも。
やっぱりトスカは芝居がからないと歌えないから、ちょっと味が濃いし。
ってことで、イヤーな、上の「ソ」という、上がりきらないくせに半端に高くて負担がかかる音がいっぱい出てくるオンブラを、余裕なツラこいて歌わなきゃならんというミッションが。トスカは今日何度か眼の奥がスパークして、酸素が足りなくて体の奥が爆発しそうになってました。　泣きと怒りと、最後はトスカ自身もへとへとになってるので、相当消耗するなぁ。　ナゼナゼトスカと呼んでます、やたら神様へ何故何故と問いかけているので。
なんでこんな辛い目に遭わなければならないのかって。

面白いのは、歌とオケとが競い合うみたいな形になっていて、これ、伴奏も余裕こいてらんない曲なんだそうです。歌うほうも勝手にやれないし、伴奏も聴かせどころが多い上に難しくて、先生も時々「あー余裕ない！」ってピアノに専念せざるを得なくなったりしてます。

本番はピアノに背を向けている都合上、キューが出せるわけでもないし、当日の伴奏者の先生とはしっかり打ち合わせしとかないと。
オペラ座のほうは先生が伴奏だからまんず大丈夫ですが。
ラウルよろしく♪です、ははは。

Think Of Meは歌いなれ過ぎてちょっとダメだな、初心に戻らなきゃだ？
Love Never Diesはやるっきゃない状態。新旧クリスでGOって感じですが、またこれが難しい。高すぎるよ音が。オペラ並みですよこれ。ひーんん。Sierraさんは素晴らしすぎる。
日本版の平原さんは、最高音にエフェクトかけてるっぽいのでちょっと違うかな。
地声で出る音じゃないし。

キャサリン・ジェンキンスさんも歌ってますが、彼女はメッゾなので最後の高いところは出せないから低い音にしてる。いろんなバージョンありなのね。美しいわキャサリンさんは。
まぁでもやっぱりSierraさんですな、あの声あの美貌、至宝だ。