うむぅううう「マリー・アントワネットの首飾り」

いやー、こりゃどうしたもんかねと思った映画でした。
てか、初日に観たのよね、当時。
ヒラリーさんが主演でした。画面はきれいだし、ロケもがんばってるし、お金かけてるんだけども、あ、出演者も今思うと豪華なんだけど、脚本雑すぎるし、ごめん、ヒラリーさんミスキャスト。
終わってみると、なんだかなぁと思ったんでした。
うわっつらっぽいというかね。
ジャンヌってば、ベルばらでのロザリーの姉ちゃんで実在したんだよね、確か。女賊というか口八丁手八丁であこぎな真似してとんでもない高価な首飾りを騙し取って売りさばいた女なんですが、映画では彼女を悪くは描かず、同情的なのがまた半端。ヒラリーさんは演技的には問題ないんだけど、顔立ちといい雰囲気といいフランス革命ものに似合わないね、キャスティングが決定的にあかん。
マリー・アントワネットが意地悪くさいしねーあっさり処刑されちゃったりして。
ウォーケン様とか、ブロディくんとか出てたわりには。ってか当時のブロディくんは無名だったけども。

演技が上手くても作品と合わないと残念なことになる見本みたいでとほほでした。
それと前後して観た「ビューティフル・マインド」もとんでもねえミスキャスで期待もしてなかったが疲れ果てた映画でした。

まあ、いろいろありますよね。