ITエンジニアの九十九折(新)

これまで経験したことや考えを思いつくままに綴って行こうと開設しました。マラソンをするように長く続けて行くつもりです。

117.月から見た水惑星地球(708字)

2007-11-28 | Science&Technology
先日、地球の出と称するハイビジョン映像が広く世界に向け報道されました。

その映像は、日本が打ち上げた月探査衛星「かぐや」が月面の約100キロメートル上空から撮影したものでした。

撮影された映像を見ると、水惑星と呼ばれる地球の姿が非常に美しいと印象づけられました。

しかし、私は同時に背景の漆黒の闇にも思いを馳せ、太陽に照らされた地球は神々しいほどに美しく輝いて見えても、地球を除いた周囲は、光線をも吸い込んでしまうほどの暗黒世界に覆われており、宇宙空間に恐ろしさえ感じてしまいました。

よく言われるように、地球外生物(ET)は宇宙全体に太陽のような恒星が複数個存在することが確認されていることから、生物が他の惑星にも生存する可能性は否定できません。

しかし、この映像を見る限り、地球のような幸運な条件に恵まれた惑星は、宇宙広しと言えども、この地球以外にあるのかと首をかしげたくなります。

もちろん、その疑問に対する確証はなく、単に私の印象だけの世界ですので、この辺で空想は止めにします。

それにしても、「地球って何て尊いのだろう」と思わずにいられません。

月は太古の昔から人々にもっともよく観察され、語り継がれてきました。そして、21世紀になった現代、各国が競い合うように月探査衛星を打ち上げる時代に突入しました。

宇宙開発の時代を迎え、我々人類は、地球以外の場所に生存圏を求めて探索を始めたと言えそうです。

しかし、その場所が従前から言われていた隣の惑星火星でなく、また国際宇宙ステーションでもなく、地球の衛星である月だったとしたら、またロマンを掻き立てられるような気がしています。

かぐや特設サイトはこちら
http://www.jaxa.jp/countdown/f13/
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