ITエンジニアの九十九折(新)

これまで経験したことや考えを思いつくままに綴って行こうと開設しました。マラソンをするように長く続けて行くつもりです。

124.追悼オスカー・ピーターソン(507字)

2008-01-28 | Culture
先月、ジャズピアノの巨匠オスカー・ピーターソンが82歳で亡くなりました。

私がジャズを聴き始めて、早20年になろうとしていますが、最初に聴いたのが、二人のジャズピアニストのCDで、一人はビル・エバンス、そしてもう一人はもちろん、オスカーのものでした。私はその後も彼のCDを買い、計4枚持っています。

巷間では、オスカーはピアノトリオというスタイルを確立した人として評価されているようです。

私にとってはジャズとして聴きやすく、そして抜群のテクニックを備えた人として映っていました。

実際に生のコンサートやライブを聴いたことはありません。ただ最後となった2004年来日時の公演を逃したのが、今となっては心残りです。

しかし、一人のジャズミュージシャンとして見ると人種差別問題解消に向けて、「自由への賛歌」という祈りの曲を作り、また後進の育成として、1953年の初来日の折、穐(秋)吉敏子さんにレコーディングを勧めたりしたこと等がエピソードに残されています。

82歳は、ジャズ界では長寿に思われます。

私にとっても水先案内人となってくれたオスカー・ピーターソンに心より哀悼の意を表したいと思います。
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