横浜で“タンメン”といえば、「三幸苑」ではなく「一品香」だと思う。
ところが、人づてに長者町の一品香が店を閉めたと聞いて驚いた。
長者町の一品香は“本店”だからだ。
あわてて、WEBで確かめると、長者町店は11月27日をもって閉店とあったが、すべて店を閉めた訳ではなかった。
すると、無性に食べたくなるのが人の常。
一品香の歴史とともにあるといっても過言ではない「福富町店」に行った。
入口のメニュー看板に「福富シェフの気まぐれランチ」として、
A.サンマー麺&ミニ鳥正油煮丼(見出し写真) 780円
B.マーボー丼&ワンタンスープ 680円
というのが、目に入ってしまった。
タンメンだったんじゃないの?と自問自答しつつも、満員の店内でやっとカウンターに1席見つけたとなると、誰かが注文した「Aランチ入りました」の声につられて「Aランチ」と言ってしまった。
ちょうどモヤシを中華鍋に入れ始めたからだ。
それが、正解!すぐに出来上がりが目の前に・・・やっぱり、一品香らしい味わいだった。
見回すと、あの懐かしい注文札立ても健在だった。
そして、2階の注文が即座に厨房に届く、手製エアシューターもがんばっていた。
今度は絶対、タンメン・餃子の黄金コンビを注文することにしよう。
そうなると、相鉄ジョイナス店がいいかなぁ?
(外観)
ところで、長者町店を閉めた理由がなんとなくわかった。
そのまわりにある店のほとんどの看板が日本語で書かれていない。
いつの間にか、日本人が近づきにくい通りになってしまったらしい。
一時期、横浜にもコリアタウンがあってもいいと、毎日、冷麺を食べながら思った夏があった。
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来たついでに、懐かしい店がいまだに営業しているか確かめた。
レストラン・タマガワ・・・Good!
野毛おでん・・・Good!
登良屋・・・Good!
そうそう、伊勢佐木町の松坂屋跡地に造っているショッピングセンターが姿を現した。
松坂屋の面影を彷彿とさせる。
中に入るテナントは、全国でも有名な店舗ばかりだそうだ。
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