穏やかな年のはじめとなりました。
今年は、新年を千葉勝浦で迎えることにしました。
横浜とは違い、太平洋をのぞむ海洋性気候の温暖なところなので、
実に穏やかで暖かな雰囲気に包まれています。
早起きしようとは思ったのですが、
目覚めたのは、日の出の30分後、
ヤシの葉越しに見た日の出(見出し写真)は、
もうギンギンと照っていて、目にまぶしいばかりでした。
地元の鎮守で初詣をと、散歩がてら出かけたのは、すでにお昼前。
勝浦・興津の鹿島神社には、人っ子ひとりも見かけません。
たき火のあとと、ビールの空き缶が片隅に集められているのが、
かろうじて参拝客がいたことを物語っています。
それならばと、すぐ隣の妙覚寺へ。
すると、参詣の人が、2人、3人とポツポツやって来ては、
「南無妙法蓮華経」と唱えて帰っていきます。
さすが、日蓮宗の開祖・日蓮上人の生まれたところに縁があるだけあって、
信仰には筋金入りといえそうです。
せっかくなので、ちょいと海を見に行きました。
引き潮で海水が引いた川には、小魚を採るコサギがいます。
防波堤の外の岸壁には、波が次々に打ち寄せています。
防波堤で囲まれた海岸の磯は、透き通った海水を抱え込んでいます。
寄せては返す波が、余りに静かなので、
その水際には、糸のような水流線が行く筋も折り重なって模様を描きます。
さて、帰路は楽をしようとバス停に行ってみると、
なんと、3が日は運休になっています。
この辺りでは、高校生になると、二輪や自動車免許を必ず取るというのも、
大学や就職も都市部に行きたがるというのも、
やむを得ないことかな、と納得できますが、
これが日本を覆う割り切れなさの一つだと思うと、
このままでいいのかなぁ・・・と深く考えさせられます。
年末の買出しに、鴨川まで行き、ちょっとブラブラしました。
鴨川駅前の不動産屋の看板には「坪3万円」の文字が。
そして、パン屋さんの新商品には、PPAP。
パン パイナッポー アッポー パン
美味しいです。
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