メン・ピン・タンゴ ツモっ!

南米のパリ、アルゼンチンはブエノス・アイレスで起こる
お洒落(?)な出来事を毒談と偏見で綴るブログ

グロリア&エドゥアルド

2008年09月10日 09時42分41秒 | イベント
グロリアとエドゥアルドのデモって確か1回くらいは見たことある気はするんだがあんまり前なんで全然覚えてない。




どうも今年はムンディアルでショーをしたらしい。

ビデオ が出てたので見てびっくりした。




 グロリア&エドゥアルド Gloria & Eduardo Arquimbau




このじぃさん達ってヌエボ・ダンサーだったんだ!?


ソルターダにガンチョスカし、プルポみたいなソルターダからのガンチョ、、横ボルカーダから昔ガストンが得意だった足首トマーダ、とヌエボ技連発。




振り付けのショーダンサーだとは思ってたがここまでヌエボな技を取り入れてるとは知らなかった。



まぁ実際、今のショーダンサーたちはコルガーダやボルカーダ、ソルターダなんかは使って当然でみんなヌエボなんだが、こんなじぃさん達がここまでやるとは大したもんだ。



彼らはショーダンサーで常に観客を盛り上げることを考えてるから、盛り上がる技をどんどん取り入れていくのだろう。

こんだけやってくれりゃ会場もかなり盛り上がったことだろう。




音楽 にも合ってるし、これをちゃんとリードで出来れば本物のヌエボダンサーだな。









グロリア&エドゥアルドのショーはいいとして、
今年のステージ部門ではチチョやセバスチャンなどヌエボ系ダンサーの技を取り入れている組がすごく多かった。




さっきも書いたがソルターダ、コルガーダ、ボルカーダなどはトラディショナル化していてタンゲリアでも当たり前で使われている。
というか、無かったら盛り上がらないのでこういう振り付けでは欠かせないものになっている。



チチョやセバの技も一般化し始めたので振り付けに取り入れられるようになったのだろう。

(Xなどのプラクティカでは、「同方向ボレオ」や「同方向ガンチョ」などはすでに通常技になってるし、脚持って(女の子の体を)回したりするのは古い(ダサい)ので誰も使わなくなった)











それから、今年のステージ部門の振り付けの特徴は 「空中戦」


去年とはうって変わって今年は派手だった。





ルーカスが得意だったセンターダの応用技。
女の子の体(脚)を男性の体に引っ掛けてガンチョさせたり、ピエルナッソさせたりする。

チチョやセバも使うよね。




この絡みつき系(アトラパーダ?)の技が多かった。

とくにコロンビアはよく使っているが今年はさらにパワーアップ!!、滞空時間が長くなった。







空中で女の子の脚が動くので踊ってるように見える。



バレエ系のサルトなどでフワフワ系や単純なリフトの滞空時間が長いと踊っているように見えない、タンゴっぽく見えない。

しかし、この系統の技だと脚がパタパタ動かせるのでタンゴのイメージに合うのだ。





去年の優勝組も取り入れていたが、みんなそれをさらに応用してきた。







振り付けはどんどん進化する。





でも衣装はトラディショナル。
今年はヌエボなイメージの(パンツルックなど)の出場者は少なかった。

踊りのイメージは衣装で決まる部分もかなり大きいからね。



やっぱりこういう「ショー」派手な方が見てて面白い。

でも一応「タンゴ」の大会だから「タンゴ」のイメージから外れてるとヘン。



要はどこまで(現在)見てる人の「タンゴ」のイメージから外れずに楽しませられるかってことか?



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
takawaさん (けん)
2008-09-12 05:40:09
おひさしぶりです。
ご愛読ありがとうございます。
このビデオいいでしょ?
生で見たかったなぁ~。

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グロリア&エドゥアルド (takawa)
2008-09-10 23:58:27
今日はkenさん、pulpo’s weekではお世話になりました。
いつも楽しみに拝見してます!
懐かしいなあ、グロリア&エドゥアルド。
5年位前にデモを見ましたが、その時もとても存在感がありました。
今回のデモを見ると5年の時間を率直に感じます。
でも頑張ってますよね、、、すごい!
こんな素敵なムービーを見つけてくれてありがとう!


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