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初☆茶摘み体験! その4 茶葉の乾燥

2012-06-27 | 茶摘み体験

前回の記事(その3)でお茶の葉を乾燥させていく工程にはいりました。 (その1はコチラ その2はコチラ

お茶の木の葉っぱだったものが、こんな風にちぢれてきて、だんだんと煎茶っぽくなっていきました。 これで十分じゃん!と思うのですが、これではまだまだ「煎茶」とはいえないようです。  

 

まだまだ水分の多い茶葉を、手でこすりあわせていきます。

 

その後、ひとまとめにして ぐりぐりとしごいていきます。これは「こくり」といわれている作業です。 この作業が長くてつらい…

 

全身を使って力を入れていきます。 腰がすっごく疲れる作業!! 早く終わらせたいからといって、あせってもムダ。 ゆっくり、ゆっくり気長にやらないと、いいお茶になりません。

 

ぐりぐりやっていると、だんだん乾燥して 粉になったお茶がでてきますので、よけます。

 

やっとお茶らしくなりました!! ここまでで4時間以上。 長かった…。 これは「荒茶」とよばれる状態です。

見た目はどうみても 「煎茶」 ですよね。 でもこのままではまだ出荷できないのです。 なぜかというと、長期保存に耐えられないから。 見た目は煎茶っぽくても、まだまだ水分が多く、長期保存するには もっともっと 水分をとばさないといけないらしいです。 お茶を流通させ販売するには、次の工程、「火入れ」 と 「選別」 が待っています。 うー、まだやるのか… というのが正直な感想。 

このまま密封袋にいれて、火入れをするまで冷蔵庫で保存。 お茶作りって…大変だわあ~~

 

 

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初☆茶摘み体験!その3 茶揉み

2012-06-26 | 茶摘み体験

埼玉県が誇る日本の銘茶、「狭山茶」 

狭山地方で手揉みの日本茶をつくる体験に行ってきました  

今回は、茶葉の乾燥をしてきました。  

その1 茶摘みの記事はこちら   その2 蒸しの記事はこちら

 

蒸した茶葉を「助炭面」という ガスのホットプレートのようなものにあけて、乾燥させます。 ここでのお茶っ葉は、蒸したばかりだから しっとりとぬれています。 これを約4時間かけて…、茶葉を手でもんでもんでもみ続けて、乾かしていくのです…。  休憩はなし!! 熱いホットプレートの前で 立ちっぱなしで4時間もの揉み作業!! なんか…、ウソでしょー  

 

こんなふうにぎゅっと固めて

 

固めたものを平らにしたり

 

また丸くしたり

 

ばらしたり  

 

こんなに水分がでました

 

乾燥の作業はこれからが本番です。 今はすべて機械がぜんぶ乾燥までしてくれるから、人の手で4時間以上かけて 乾燥させるというのはかなり珍しいことらしいです。 ここが頑張りどきなのだけど、すごく大変そうで…、実際大変でした。 

続きます

 

 

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初☆茶摘み体験!その2 「蒸し」

2012-06-11 | 茶摘み体験

埼玉県は狭山茶の産地で茶摘み体験してきました。前回の続きです。

前回の記事はこちら

手で摘んだお茶の新芽を、蒸す作業をします。

 

かごにお茶の葉をいれて…、計量。

 

このお釜にいれて蒸します。ガスです。

 

あけると小さな穴が。ここから蒸気がでます。お茶の葉がはいったかごをおいて、蒸気で蒸します。

 

蒸しているところ。まんべんなく蒸気をあてるため、長い菜箸で葉をまぜます。

ここでまんべんなく蒸気をあてないと、葉が茶色くなって、お茶にできなくなるそうです。

 

蒸した後は、葉を四角いかごにあけて、うちわであおいで冷まします。

 

十分冷ましたら、密閉して冷凍します。

 

本来は次の「お茶をもむ」工程にはいるのですが、ここは一度中断。また次回のお楽しみということになりました。 今はすべて機械でしますので、人手もそんなにいらないそうですが、お茶摘みから蒸す工程だけでも、すべて人の力で行うのはとても大変   機械などがなかった昔の人はスゴイなあ…と感心。 

お茶の葉を蒸しただけではまだまだ「煎茶」とはいえないし、お茶の香りもまだしないのですが、あたりにただようグリーンのいい香りにさそわれ、この蒸しただけのお茶葉にちょっとお湯をいれて飲んでみることに。

当然ながらお茶の色は全然でていなくて、うすい黄色っぽいハーブティーのようなお茶の色でした。 味のほうも煎茶とはいえず、でもフレッシュハーブのような香りで、とっても甘い!! 煎茶につきものの「苦味」がまったくなく、甘さが十分でていて、美味しかったです。 煎茶ということではなく、ハーブティーとして商品化できたらいいのに…と思いました。

 

 

 

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初☆茶摘み体験!その1

2012-06-07 | 茶摘み体験

埼玉県が誇る日本の銘茶、「狭山茶」

今回生まれて初めて 狭山茶の茶畑で 茶摘みを経験させていただくことができました

 

お茶の木の葉っぱです。真ん中の新芽を摘みます。

 

手のかたちはこんな風に手のひらを上にして…。

 

 

 

こんな感じで親指と人差し指で新芽を摘み取っていきます。

 

5月のさんさんとふりそそぐお日様に誘われて、茶畑ではわさわさと新芽が茂っていきます。この時季、お茶農家では猫の手も借りたいほどの忙しさだとか。

 

この黒いビニールをかぶせた部分は、玉露の茶葉にするそうです。

 

こんなに摘めました!所要時間は、1時間くらい。 

このときはまだ、お茶の香りはしませんで、ただの葉っぱの香りがしました。 これを蒸して、もんで、乾燥していくとだんだん 日本茶のよい香りがしてくるそうです。

 

「夏も近づく八十八夜~♪」 という歌があるように、茶摘みは5月1日頃からといわれていますが、それは静岡県などのことのようで、埼玉県の狭山では だいたい 5月中旬過ぎからが茶摘みの最盛期だそうです。

 

 

初めての茶摘みはとっても楽しかったのですが、だんだん時間がたってくると 飽きてくるのですよね。 だから、無言で作業するよりも、近くの人と ぺちゃぺちゃおしゃべりしながらとか、鼻歌を歌ったりとかしたほうがいいみたいです。 私もずっと世間話とか、くだらない(自分の)話をしながら手だけは忙しくしているようにしてました。

来年は かすり柄の着物に赤いたすきをかけて、すげの笠をかぶって茶摘みをしてみたいです  

アホかといわれそうですが

 

 

 

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