前回の記事(その3)でお茶の葉を乾燥させていく工程にはいりました。 (その1はコチラ その2はコチラ)
お茶の木の葉っぱだったものが、こんな風にちぢれてきて、だんだんと煎茶っぽくなっていきました。 これで十分じゃん!と思うのですが、これではまだまだ「煎茶」とはいえないようです。
まだまだ水分の多い茶葉を、手でこすりあわせていきます。
その後、ひとまとめにして ぐりぐりとしごいていきます。これは「こくり」といわれている作業です。 この作業が長くてつらい…
全身を使って力を入れていきます。 腰がすっごく疲れる作業!! 早く終わらせたいからといって、あせってもムダ。 ゆっくり、ゆっくり気長にやらないと、いいお茶になりません。
ぐりぐりやっていると、だんだん乾燥して 粉になったお茶がでてきますので、よけます。
やっとお茶らしくなりました!! ここまでで4時間以上。 長かった…。 これは「荒茶」とよばれる状態です。
見た目はどうみても 「煎茶」 ですよね。 でもこのままではまだ出荷できないのです。 なぜかというと、長期保存に耐えられないから。 見た目は煎茶っぽくても、まだまだ水分が多く、長期保存するには もっともっと 水分をとばさないといけないらしいです。 お茶を流通させ販売するには、次の工程、「火入れ」 と 「選別」 が待っています。 うー、まだやるのか… というのが正直な感想。
このまま密封袋にいれて、火入れをするまで冷蔵庫で保存。 お茶作りって…大変だわあ~~
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