思い出をあける鍵 Ⅱ

晴れた日はオートバイで、雨の日はサックスを。

ダックスホンダ

2017年08月03日 | オートバイ













それは・・先々週のことでした。
「ひでいき、ダックスホンダいらんけ?」
(僕の名前は「ひでゆき」ですが、親戚のおっさんは皆、「ひでいき」と発音します)

「ダックスホンダって、ダックスか?」
「ダックスホンダやんけ、昔あったやろダックスホンダ!」

「何CCの?」
「赤色」

「ちゃうがな、排気量!何色のナンバーやった?」
「知らん、ダックスホンダのな、70や。」
「それが排気量やんか。・・・」

話しを要約すると・・・
九州に嫁入りした僕より六つか七つ上の従姉妹「君ねえちゃん」の、
旦那さんが学生時代に乗ってた「ダックスホンダ」が実家の蔵の奥から出てきたそうで。

あまりの懐かしさに、近所の自転車屋さんに動くようにしてくれと頼んだと、
詳しくは聞いてませんが、数十年の眠りから目覚めた「ダックスホンダ」

喜び勇んで、キック一発!
エンジンはかかったものの・・・
同時に腰から背中にかけて電気が走り・・・
「ダックスホンダ」にまたがったまま・・・身動きできず。
大人3人で、かかえ降ろしたと。

「運送屋で送る言うとったさかい、乗っちゃってくれへんか?」


と言うことで、今日の仕事帰りに守山市の運送屋さんまで引き取りに行きました。
えらい厳重な梱包で、びっくり。


めんどくさいくらい、あちこち「プチプチ」でぐるぐる巻きの梱包を解いてみると、
押し引きが何となく重いけど、ええヤレ具合の当時物のような感じです。


そう言うたら・・・
大昔に確か、プラモデルを買うたような・・・
ごそごそ30分くらい探して、あった!
まるっきりいっしょやん、エキスポート。


「ダックスホンダ」
ほんまやった・・・。


プラモデルは持ってたけど・・・
まさか実物が来るとはねぇ。


何年式か調べてみよっと。





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