「あっ・・・・・」
「どしたん?」
「折れた。」
「うそ・・・」
「ノギスある?」
「アナログやったら、ある。」
「直すわ。」
「マジか・・。」
「これくらいやったら、伸ばして長さを合わしたらいけるで。」
「へぇ~・・・。」
長さを測りながら、こちょこちょっとスプリングを伸ばして。
キャブレターの点検を開始、
本体の穴つまりは無いようで。
フロートを掃除して。
「今は穴開いてないけど、部品出るうちに手配しといた方がええかも。」
「真鍮やで、部品出る?」
「当たり前やん、スズキやで!」
「ほんまか?。」
「・・・たぶんな。」
メインジェットの穴つまり、奥の手の「エフ」でこちょこちょ。
エアーブローでカンツォーネ!!
(貫通ね!!)
丁寧な仕事ぶりです。
ジェットを付けるくらいは、俺でもできるし。
「アホほど締めたらあかんで、緩かってもあかんけど。」
「わかった・・・たぶん。」
「どしたん?今日はえらい丁寧やんか。」
「いつもの事やん。」
ガスケットは、新品に交換しませう。
できた!!
「ほんまに、今日はどしたん?」
「いつもの事やんか、ポイントは押さえとかんと。」
ひん曲がり、ポキッと折れたスプリングも見事に復活させてくれました。
「お前、凄いなぁ!!」
「こんなん、楽勝やんか。」
後は、取り付けのみ。
「ここな、気ぃ付けなあかんで、トップカバーの位置とキャブレターの位置を合わせながら
ねじ締めんとあかんし。」
「ふぅ~ん、わかった。」
取り付け、完了ざんす。
「これな、違う車種のキックペダルやで。」
「ほんまに?」
「ほんま、バンバンは根本から回るん違うし、ゴムのついてるとこが回るねん。」
「なんで、そんなん知ってるん?」
「昔、バンバン75乗ってたもん。」
キック2発でした。
かかった!!
「これ、ええやん!!、これ、ええで!!」
「何が?」
「エンジン、普通な、もっとやかましい、これエンジンノイズ全然せぇへん。」
「アッキャンに言うとくわ。」
「そこ、何?」
「アイドリング調整。」
「ええなぁ、指で調整できるんや!」
「スズキやもん。」
無事にエンジン始動しました。
ちょっと休憩してから。
お昼ごはんへと。
僕は、天丼。
彼は、天丼+そばのセットを。
結構なボリュームを平らげました。
「お前、よう食べるなぁ!」
「仕事したもん。」
「・・・・・・。」
このまま、道の駅スタンプラリーに行くとの事で、ここで解散することになり。
「それ、スタンプ集めて何かもらえるの?」
「米!」
「去年はな、もらえへんたねん。」
「それって、抽選なん?。」
「そやで、抽選。」
滋賀県中の道の駅を周るそうです。
バンバン50を直してくれた人。
バンバン50を直してもらった人。
米、当たるようにお祈りしとくからな!!
ありがとぉ~~!
(いつものことやけどね~)
(^_^)v