春先に咲くお花タチって、これぞ「芽吹き」って感じなお花の赤ちゃんって思うのだけれども、夏のお花タチは自己主張してて、「あたしを見てっ!」って圧倒的な存在感があるよねぇ(笑)
この、存在感だけは抜群な割に、誰も名前をしらないお花(笑)我が家では「トランペットさん」と呼ばれている彼女達が見頃です!
十五夜の前後、夜になると開花するんだけれどもね、朝にはちょっとくたびれてて日中はシナシナと今にも枯れ落ちてしまいそうな様相の割に、息が長いという不思議なお花です(笑)
だいたい大人の掌くらいの大きさがあってね、空気が冷えた秋の夜に彼女達の横を通り過ぎると、それはそれは良い香りがするのですよ!これは日本のお花じゃないなぁ~と…。毎年、毎年、思うのだけれども意に反して開花しては自己主張するので、なぁ~んで「日本の庭」に彼女達が定住するようになったかなぁ~と未だに不思議です(笑)小泉八雲が今の日本を訪れたらは、きっとビックリギョウテンだよねぇ(笑)
昨日、大学院の頃の同期とお茶をしたのね。みんな、それぞれに、当時の思う容やら形を手にしてて。じゃ、私はどうなのかしら?なんてフト考えてみたり。人間は常に不確かだからこそ、確かなものを手に入れたいと欲を張るのでしょう。でも、手に入れたものは果たして確かなものなのかしら?と考えるとね、常に変化する世界の中で絶対的に確かなものはないからこそ、最終的には「確かな手ごたえ」を感じて選択を繰り返すのだろうなぁ~と思いました。