近しい親族が博多に行くと聞いたもので、未踏の地を開拓すべく同行した処、思いの外、大充実の旅になった備忘録
朝イチの飛行機で福岡空港に到着!タクシーの運転手さんお勧め、祇園山鉾とゴマ鯖を堪能し
ついでにと注文した、天然ブリの照焼やらタコの酢味噌あえに魂昇天にて、一食目で感動していたところ
なんということでしょう!!!
東博で見過ごした「はにわ」が九博で開催中とのこと!!
太宰府天満宮では結婚式に遭遇したりの「ハレの日にお集まりの皆様も拍手でお迎えください」という放送が流れ、居合わせた一期一会のご縁を頂戴し
ありがとうはにわ!!!
挂甲の武人はもちろん素晴らしかったけれど、心がほっこりする埴輪ちゃんタチ、わたしを待っててくれてありがとう!と大興奮
初めての九博は、これまた至る所にふんだんに木材が使われており、おおきく吹き抜けた空間美も堪能させて頂いた♡
夜は近しい親族と合流しもつ鍋やら、もつづくしで腹一杯←親族は本気の所用にて完全別行動なので、日中は一人旅を楽しみ、夕飯をワイワイするのはこれまたよろしかった
翌日は念願の、西九州新幹線かもめに乗車すべく、特急リレーかもめなる、これまた乗り鉄にはたまらない豪華特急に現をぬかし興奮している間に長崎到着
どちらの車両も計算し尽くされたであろう曲線美とふんだんに使った木材、繊細な座面の織やら美意識の高さをひしひしと感じさせるデザインで、移動している時間ですら美しさに溢れているって何と気持ちが高まるのでしょう!!!
ちなみに博多駅にて隣のホームに、ななつぼしが停車しておりまして、そのオーラたるや並々ならぬものがあり、機会があればぜひ乗車してみたいと思わせる、日本のオリエンタル急行的な存在感に圧倒されました
眼鏡橋まで乗せて頂いたタクシーの運転手が親切な方で、一緒に降りて丁寧に説明して下さったお話によると
本来、原子爆弾はこの辺りに投下される予定だったのだとか
爆心地がずれたお陰でお母様は一命をとりとめ、被爆二世の自分がここでこうして生きていること、こうして話が出来てるんですよね〜という一人語り的な語口に、思いを馳せたひとときでした
卓袱料理を頂いて、ブラブラ歩きながら路面電車に乗車
グラバー邸まで足を伸ばし
港が見下ろせるお席は桜が満開で!!!こういう人生のご褒美みたいな時や場所というのは、儚くも美しく、こんな場面に居合わせることの仕合わせに心底感謝するのでした
大浦天主堂から西丘まで
26聖人に頭を下げ、、、
帰りも素晴らしい車両で博多に到着
中洲で夜桜を眺めながら屋台を楽しみ
もはや、自分のキャパを超えた飽食っぷりに九州は何を食べても美味しい!!!
ちなみに、、、
わたし、ホテルに泊まるの大好きなんですが、何が好きって美味しい朝ごはんを頂くことに尽きるもので
しっかりリサーチして、朝ごはんの美味しいホテルにステイしていたので、人生史上一番といっても過言ではない食を満喫したのでした
にも関わらず
最後の一食はお出汁に涙し、あまおうスムージーを飲干し、機内で食べようと苺大福も購入!!!
よく食べ、見聞きして十分にやり切った!!なんと言ったら良いのでしょう、楽しかった以上の勝鬨をあげて、おーーー!!!!と絶叫したくなる高揚感に満ちた旅だったので
これだから旅はやめられないのだな〜と、自宅の居心地の良いひと隅で、毛者タチとの日常が愛おしく思われるのでした