《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

希望を夢見る気力が邪魔だよ

2009年04月26日 22時08分16秒 | Weblog
やっぱり野球というゲームには魔が棲んでいるんですね。

今日は神宮球場で六大学野球を観戦。
青い空が素晴らしかった。観衆も15,000人の大入り。
幸せな一日……
まあ、センターポールの旗は激しくはためいたいましたし、
風の悪戯が影響したプレーも散見されましたが、
スタンドにいる限り、その風もほとんど気にならない観戦日和でした。

第1試合も第2試合も、ともに完璧と思われていた方の投手が後から突然崩れて、
思いもよらない結果を生みました。
野村vs中林 途中まで、圧倒的に中林の方が素晴らしい投球でしたよ。
特に法早戦はああいう結末が待っているとは……

斎藤佑樹はいままで見たことがないほど悪い出来でした。
かなりの割合で、芯で捉えられてしまう。ヒヤヒヤものの連続。
素人目で言わせてもらいますと、球離れが早いんだと思います。
頭より後ろでボールをリリースしていると言ってもいい……よくないか。
まあ、そんな感じ。つまり下半身が使えていない。
1.2.3で投げちゃっている。
1.2のー・3、という「のー」が入る溜めが無い感じ。
だからストレートも変化球も急速の差のわりには「どよ~ん」とした感じ。
芯で捉えられてしまう分、野手の正面を突くこともあり、
また、二度にわたって外野手の好プレーもあって、
初回の2失点で試合をまとめてしまう所は、やはり脱帽です。
牽制球の使い方、うまいですね。
新人捕手との呼吸はイマイチですかね。

法政の加賀美はストーレートを強烈に意識させておきながら、
緩い球をうまく使って早稲田打線を翻弄し続けました。
遅い球の使い方が心憎かった。
あと、打者として凡退したあとの振る舞いも役者!
8回終了時点までは、完璧でした。

早稲田の完敗、惨敗という内容だったんですがね。

それを、
9回裏、法政のエラーで得たランナーを、1年生捕手の杉山がホームに迎え入れ、
同点にしてしまうんですからね。
野球は、本当に、恐いわ。

野球は、つまんない試合は本当にどうしようもなくつまんない。
でも、劇的な試合は、他の競技にこんなのあり得ますか?ちゅーくらいすんごい!
今日は2試合とも大儲けでした。

早法戦について、もっと劇的なことを期待してしまおう!
どんな巡り合わせでもいいから明日から
1勝1敗で第4回戦 突入!といきましょう。
4月29日も試合やろーよーぅ。
六大学の優勝の決め方は「勝率<勝ち点」なんだから、1つ負けてもいいじゃない。
4月29日、私は何の予定もないんですから!