「昭和のやり方」をバカにしても始まらない
降る雪や 明治は 遠くなりにけり 中村草田男 草田男は明治34年生まれ、 この句は母校の小学校を昭和6年訪れた時(31歳)詠んだもの。 目の前の小学生たちを見て、明治の終わ...
アメリカは民主主義国に踏みとどまれるかーーバイデン対トランプ
アメリカの大統領選は、予想通りバイデン対トランプの戦いになる。 倫理観とか遵法精神の無いトランプの4年間は、民主主義国家といって良いのか疑問符がつくケースが度々あった。 バイデ...
AI(人工知能)とどう向き合うか。
AI(artficial intelligence)は人工知能と訳されている。 人間の知識、推論、学習能力をコンピューターに託す技術。 このところやたら横文字が増えて、そのうえ...
企業献金が社会貢献だとは笑わせる
岸田首相は、「会社にも政治資金の寄付の自由が認められる」と主張する。 一方の野党は全面...
仕事を頼むなら「忙しい人に」ーー伊集院静の名言
仕事を頼むときに「暇そうにしている人」に頼むと、あまり良い結果を生まない。 締めきりに間に合わないか、出来上がった中身がとんでもないものだったりする。 それで、やむなく忙しそう...
「女の品格」をけがすある女性参院議員の不倫
「男の品格」ということで言えば思い出すのは白洲次郎だろうか。 白洲はプリンシプル(原理原則)を遵守した。 もう少しかみ砕けば「筋を通す」 GHQ支配下にあった終戦後の日本で、...
この国の美しい田園を失うなーー大伴家持と裏金議員
珠洲の海に朝びらきして漕ぎ来れば長浜の浦に月照りにけり 大伴家持 大伴家持は越中の国府から能登半島の西海岸を北上し、突端の珠洲に到着。翌朝早く珠洲の港を船出して南下、国府近くの...
民主主義のあとに来るものは封建主義?
フランスの文化人類学者エマニュエル・トッドによれば、 輝かしい「民主主義」の時代は、もう戻ってこない。 次に来る世界システムは「封建主義」だ、と語る。 その理由として ①国...
詐欺師の正体とはーーオレオレ詐欺と裏金作り
詐欺師は派手な嘘やほら話で相手を騙すのではない。 凄腕の詐欺師は、全く平凡で目立たない外見を装い、人に特別な印象を与えないようにする。 数日前、「政治倫理審査会」に出てきた人た...
硬派な男は少数派になったようだーーこのところの国会風景
昔は「女・こども」という言葉があった。 いま、こんな言葉を使おうものならこっぴどく叩かれる。 身近なところで言えば、かみさんに猛烈な反撃を食らう。 明らかにこの言葉の中には「...