セゴビアから戻り、ホテルで一休み。
そしてその夜はフラメンコを観に、タブラオのCAFE DE CHINITASへ。
その場所は少々細くて寂しい道にある。
迷いつつも何とか到着。
事前に席をSPAIN-GUIDE.COMさんで予約しておいた。
こちらを通すと料金が10%オフになるのでおすすめ!
食事つきにしておくといい席になるかなぁと期待していたけれど、残念ながら少々後ろ寄り。
かぶりつきは団体・家族連れによって占められており、お一人さまは一か所にまとめられていた。
まぁセンターで見やすかったからいいかな。
時間になり、ソロ・ギターによる前座が始まった。
若手の方だったけど、哀愁漂う素敵な演奏。
思わず拍手喝さい!!
いよいよ本番。
一番手をつとめた方は歌も歌いつ、踊りもこなす。
次から次に登場する踊り手バイラオーラ。
本場の脚さばきに目を奪われる。
フラメンコはバイラオーラのみでならず。
傍にはギタリスタ、歌い手カンタオールの方々が舞台を支えている。
そのカンタオールのうち二名が会社の上司に激似だった。
二人とも日本人にしては濃い顔をしているのだけど、まさかスペインでそっくりさんを見かけるとは(笑)
このCAFE DE CHINITAS。
ちょっと前まではリーズナブルなコースを用意してくれていたのだけど、今はアラカルト・メニューのみ。
しかもパエリアは二人前からの注文しか受け付けてくれなかった。
そんなわけで隣あったレバノン人の女の子とパエリアをシェアした。
量はかなりたっぷり。
4人前くらいはなかろうか。
美味しかったけど食べきれずに残してしまった。
ちなみにお値段は二人前で63ユーロほど。高いっっ!!
ここではわざわざ料理は頼まなくてもいいんじゃないかなぁ。
でもってサングリアも10.8ユーロで、ピッチャーになみなみ1リットルくらい注がれてきた(笑)
量が事前に分かってたら、コレもシェアしたのにな~。
ちなみにメガヒヨがこちらで支払った金額は、10%オフ適用後で69.7ユーロなり。
大量のパエリアに胸やけしつつ、ここには食事をしに来たのでは無し!
料理はさておいて本場のフラメンコを堪能する。
クライマックスはカスタネットを駆使しながらのデュオ。
バイラオーラはかなりのベテランで、マチュアな女性の魅力をはなっていた。
勝負を挑んでもまったく勝ち目がなさそう。
メガヒヨも機会があればフラメンコを習って、オンナ修行に励みたいと思った。
大満足な舞台だったけど、ひとつ残念だったのは男性の踊り手が見られなかったこと。
次にフラメンコを観る時はタブラオではなく、劇場にいってみようかな。
きっとバイラオールもいるだろうし、食べ物を気にせず踊りに集中出来るしね。
ところでメガヒヨが観たのは20:00からの回で、ショーは正味1時間余り。22:00までにはお店を出た。
これくらいの時間帯ならまだ大通りは人がいるし、お店周辺の小道は他のお客さんと一緒に歩いてしまえば問題はない。
フラメンコは見たいけど夜遅くて少々不安と思っている人は、必要以上には怖がらずに是非行ってほしいな。
きっとスペインのいい思い出になるはずなので!