言葉のキャッチボール。もらった感謝の言葉。

いや～、嬉しい日になった。


今日は朝から嬉しい事があった。患者さんに嬉しい言葉をもらったからだ。


いつも朝は掃除から始まる。といっても院長が大きいところはやってくれて
いるので、僕がやるのは細かい部分の掃除だ。


今日は開店時間前に一人患者さんが来られていたので、掃除ができず、裏の
控え室の掃除をしていた。洗濯機を回し、埃をとり、拭き掃除をする。


前日の洗濯したものをたたみ片付けようやく準備完了。仕事開始。


掃除を終えて裏から出てきたら、いつも明るい患者さんが来られて、二人来
られている状態になっていた。


「おはようございます。」声をかけ、状態を見る。その時に言われた言葉が
なんとも嬉しいものでした。

患者さん
「今日はえらい静かやな！休んでるかと思ったわ。おったんかいな。どうし
たんや？元気ないんか～」


確かに今日は少し頭の回転力の調子は悪かったが、ボチボチではあった。
「裏で作業をしていたんで、おとなしかったんですよ～」と返事を。 すると・・。


患者さん
「ちゃんとおってくれよ。おもろないがな。ちゃんと見て、話もする、お
ってもらわな困るわ」


嬉しいですね。そこに居てもらわないと困るという言葉。僕は繕った話をす
るのは嫌いです。だから素直な心で、自分の思いの範囲内で話します。


嘘をつかなくて良いように、いろんな知識をいれる努力をしています。努力
というより、そうしておく事で自分を保っているという感じ。


何でも知ってる方がスッキリするんです。そして得た情報から自分を見つめ
て、そして自分の考えをまとめる。それが自分の言葉になっています。


そして投げる自分の言葉は全力投球。それを心掛けています。責任を持つた
め、そしてわかりやすい表現になるようにしています。


時には大きく、時には細かく、言葉数を多くしたり、一言で答えたり、その
患者さんに合う語りで付き合う事を考えています。素直気持ちが伝わるように。


言葉のキャッチボール


その姿勢に、感謝の言葉を頂いた。押しつけがましい言葉でなく、その姿勢
を評価してもらえた。その事に感動した今日であった。



おしまい