新型コロナ肺炎ウイルスは恐いがアスベストも怖い。

2020-02-24 | ハウジング、建築、近隣
タイトルを元にもどしました。年齢のことは忘れることにしましたので。

否が応でも、身体の方からいろいろな老化のサインが出てくるの

です。相変わらず年甲斐もなく迷いの多い日常です。


扨、我が家の周囲の住宅地は世代交代中で軒並みに建て替え中です。

昨秋は裏側の家、先週は斜向かいのお宅の解体工事が

始まりました。気になっているのがアスベストの飛散です。



石綿アスベストは1960年代には海外で発がん性が

指摘され、世界各国で使用規制が強化されていましたが、

日本では2004年まで使用が続けられたそうです。

多くの人が知らず知らずのうちにアスベストに接し、

“死の棘”を吸い混んでいると思います。

私の父は1997年に中皮腫で亡くなりました。

最後に見舞った頃は痩せこけて、痛々しく胸膜に

溜ってくる黄色く濁った胸水を抜いてもらっていました。

91才でしたから父は最後を我慢強く受け入れて

いましたが、診断から半年位で亡くなりました。

中皮腫はアスベストが原因での発症が大半だそうです。
 
尚、仕事が原因でアスベストを吸い込んだと証明できれば、

その患者には労災が適用されるそうです。病気で仕事を

休んでも平均賃金の8割が保証され、死亡すると、遺族に

年金が支払われるようになっているそうです。



厚生省は昨年12月、戸建て住宅の解体やリフォーム工事も

対象とした規制強化の方針を固めて、2020度中にも実施を目指して

いるそうですが、「コロナ」に翻弄されている最中、どうなることでしょうか。 


最新の画像もっと見る