朝38℃~39℃の発熱だったのですが、午後には面会することが出来ました。

2024-07-11 | 高齢期を生きる

新幹線に乗るのは数年ぶりのことでした。今回の目的はお見舞いなので、昼の1時過ぎに

佐久平の駅に着きました。小綺麗な新しい駅でしたが生憎、小雨模様でした。佐久平駅は

1980年代に北陸新幹線の新駅として小海線との交差地点に決まったように覚えています。

軽井沢に近く、文字通り一面の平野で雪深くもなく夏の湿気もさほどひどくないとかで

平成9年の開業から地域は発展を続けています。駅前には広い駐車場のあるスーパーの

イオンがありました。(写真はいずれもネットより拝借しました。)

駅に迎えに来てくれた3男のT君が「済みません、朝から38℃~39℃の熱が出ていたのですが、

今は大分下がりましたので。コロナではないのでが」とのことで余り体調が良くない状態の

ようでしたが、遠くから来た親族ということで面会はOKとのことでした。T君は1男3女の父です。

施設には東京から長男夫婦と6ヶ月になるRちゃんも来ていました。少し咳をしていました。

義妹のFさんは音大を出てピアノ教師をしていました。我が家の娘達も子さんの

教え子達です。発表会の最後には彼女が素敵なドレスで素晴らしい演奏を披露していました。

その彼女は熱は下がったものの、大変苦しんでいて会話もままならない状態でした。

喉と首の痛み、鼻詰まり、息苦しさなどを訴えていました。風邪を酷くした症状でした。

夫も「僕より9才も若いのだからしっかりして!」と手を握って励ましていました。

その彼女の枕元には見慣れたお人形の1体が座っていました。下の写真のお人形達の仲間です。

3体ともFさんに頂いた元気の出るお人形です。我が家ではリビングに置いています。

華やかな頃の面影はあるものの変わり果てた現状に涙が出ました。

いろいろ手を尽くしたようでしたが、視力を殆ど失っていることが気の毒で残念です。

同時に義弟の介護の方も並大抵のことではなかったのではないかと夫と労いました。

数日後、回復した彼女から連絡があって、先日の症状から脱却して体調は普通になって

最近はデイサービスにも車椅子で出かけられるようになったことを訊いてホッとしています。