復興くじ

こんばんは、メーヴェです。

年のせいか、
何かをいろいろ思いついては、一瞬で忘れてしまう今日この頃です。

が、
明日こそ忘れずにしたいことは、復興宝くじを買うことです。
俳優の西田敏行さんが宣伝しているあれです。

普段は全然宝くじって買わないんだけど、
震災後、いろいろ思うところがありまして、
月に最低１回何か復興に関わることをする！　と言うのが
メーヴェのささやかな目標でありまして。
（募金とかチャリティーグッズ購入とか自分に無理なくできること）
（力を入れ過ぎると疲れて途切れてしまうから、頑張り過ぎない程度に）

もちろん、当たればラッキーなんだけど（笑）、
まあ、収益金が支援のためになるなら買ってもいいかな、と。
あっもちろん、当たったら一部を寄付してもいいかな、と。
（一部なの？）（すいません）

一応言っておくと、
宝くじの収益金は普段から（他の宝くじでも）、
ちゃんと日本の皆様の為に役立てられています。

…だから、震災があったからって慌てて買うのもなんだかなー
突然、いい人ぶってるみたいじゃない？

と、何となくむずむずする気持ちも、無きにしも非ずですが
それって実は、単なる自分の見栄とかプライドの問題で、
そんなつまらないことを気にして何もしないよりは、
ちょっとでも気がついたことをやった方がいいじゃないか！

と思ったので、素直に明日にでも買いに行きたいと思います。
気持ちに正直にね！

とはいえ、
普段まったく宝くじを買わないので、
気分はまるで、はじめてのおつかいです（笑）。

発売期間が短いので、忘れないようにしなくっちゃ！


と。

久々に震災のことを書いた気がするので、もう少し。


とあるサイトで募っていた義援金の報告額が、
１回目（震災直後）と２回目（割と最近）で
あまりにも差があり過ぎて、複雑な気持ちになりました。

わかるけど、強制するものでもないけど、なんだかなぁ…

いわゆる長期的な支援、という事の難しさを表している気がします。

もちろん、最初に募金した人が、
被災地を助けたいと言う気持ちをなくしたわけではないと
思います。が、やはり直後よりも関心が薄れていったり、
被災地に向けていた目が何となく離れてしまったり、
食の安全など、自分たちの身に降りかかる問題に気を取られてしまったり、
ちょっとした加減の差が、こんなふうに数字として
目に見える形で表れているのかと思うと、なんだかせつない気持ちになります。

以前、支援物資が打ち切られるという避難所で
インタビューのマイクを向けられていた壮年の男性が、
「もう十分頂きました」とお礼を言っていたのを
数ヶ月経った今でも私は覚えています。

もちろん、同じ場所で、不安な心境を口にしていた方も居ました。
それも本音で、当たり前の気持ちだと思います。

それでも、私を「何かしたい」という気持ちにさせるのは、
お礼を言っていたその男性の穏やかな表情であります。

十分じゃない、全然足りない、
あったかいごはんを作ってあげる事も、
ガレキを集めて拾うことも出来ない、非力な私に出来ること。

それが、覚えていること、忘れないこと、
出来る範囲の何かをし続けること。

あまりにもささやかで、ただの自己満足かもしれないけど、
ほんのわずかでもいいから、誰かの何かの役に立てばいい。
そう願っています。


今更、なんてこと全然ないから、
何かをしたい人、始めたい人は、
今からで遅くないので、ためらわずにぜひ。