アメリカンアンティークを商っているだけに店においてある人形といえばキューピーさんか、戦後アメリカで流行った木製のポーランド人形など。そんなおもちゃのおにんぎょさんではなく、今日見て来たのは四谷シモンさんの芸術作品としてのシモンドール。人気投票で一位になっていたのは高さが2メートルはありそうな天使の形をした人形。というか天使そのもの。臓器を見せた人形や娼婦の人形もいたけれど、どの人形にも神的な魂が見えていて、その集大成としての天使が一番みんなの心を捉えていたという事なのでしょうかね。
15年くらい前、週末のアンティークショップ廻りを始めたころサンディエゴ方面の田舎町のアンティークモールで見かけた不思議な顔をした小さな人形に衝撃をうけて、後日記憶をたどりながら作ったのがこの子。四谷シモンさんがハンス・ベルメールに衝撃をうけて球体関節人形を始めたのとは大違い。
いつも行っていたアンティークショップにはシャーリーテンプルのお人形さんもドイツのビスクドールも居たはずだけどどうしたわけだか興味がもてなかったのね。初めて興味をもった人形がこんなような子だったの。プリミティブともいえるこんな形のおにんぎょさんはきっと魂が入ったヒトガタと呼んだ方がよいのでしょう。
*今日のOMAKE*
*OMAKEにいつも店長犬サラ(フレンチブルドッグ)が登場よ。探してね*
*いつも応援ありがとうございます*
にほんブログ村
人気ブログランキングへ