● ウィンドウディスプレイ １２月３０日 ２０１０年

今年もたくさんのお客様にささえられて無事に終わって行きます。来年も皆様に喜んでいただける品揃えを心がけて頑張って行きたいと思います。



（左）不思議の国のアリスのチェスセットの駒のウサギ

新年は６日からオープンいたしますが７～９日は東京ビッグサイトで開催される骨董ジャンボリーに出店いたしますのでお店はお休みとなります。

● ウサギのガーデンフラッグ入荷

来年の干支ウサギのガーデンフラッグを入荷しました。ガーデンフラッグのコーナーにはラベンダーのブーケの大きなホームフラッグと小さなガーデンフラッグをディスプレイしてみました。




違うデザインのウサギのガーデンフラッグも間もなく入荷する予定です。

● トウミョウジとクリスマス

「トウミョウジ～。今日はクリスマスだよ。」「それってなんか食べれるの？」


「あっ、ごめんね。自分のビールしかない・・」「じゃーいちいち呼ばないでッ。けっそういそがしいのよ。」

● ウィンドウディスプレイ １２月２３日 ２０１０年

クリスマスはごちそうを食べておいしいワインを飲む日？それも間違いではありませんよ～。



（左）イギリス製の楕円形大皿。田園風景が素朴でよい。（右）我が身を見ているようであります。ドイツの１９００年代のポストカードです。

● 帽子の話 Vol.23 ベレー帽

夏のムギワラ帽子、野球帽にならんでなじみの深いのがベレー帽ですよね。秋冬にはおしゃれに被っていらっしゃる方をよく見かける事もありますし、鉄腕アトムの手塚治さんまた最近は渡辺陽一さんも思い浮かんできます。日本人にもおなじみのベレー帽はいったいどこから来たのでしょうか？

柔らかくて平べったいベレー帽は形がとても原始的なので紀元前よりあったと考えられています。ヨーロッパにおいてはヘンリー８世のお気に入りであったとかレンブラントのような芸術家がこのんで被ったという話もありますよね。近代のベレーはスペインとフランスの国境のバスク地方の羊飼い達が冷たい山風から頭を保護するために被っていた帽子を１９世紀になってからフランスで大量生産され主に労働者階級に広まっていったのが始まりとされています。

上の写真はキューバの革命家のチェ・ゲバラでベレー帽がトレードマークでした。またベレーは世界中で軍隊のユニフォームとして採用されている事から男性の帽子のイメージが強いのではないでしょうか？女性が被るようになったのは１９２０年代になってからでそれもスポーツ用としてだったそうです。シャネルのようにデザイナーによってファッション性の高いベレーがみられる時代もありました。



（左）１９１８年のココ・シャネル。ベレー帽が女性にも被られるようになったのはシャネルの働きがあったのかもしれませんね。（右）グログランリボンとコスチュームジュエリーをトリミングにしたシャネルらしいベレー帽。


（左）１９６０年代には巨大なコック帽のようなベレーも登場しました。（右）１９５０年代の小さなベレー帽。全体にビーズの飾り。


(左）珍しいムギワラのブレードを編んで作られたベレー帽。（右）ラスタマンとベレー。
ベレー帽はペタンコになっているにもかかわらず頭に被るといきなり帽子で被る人をいきなり個性的にしてしまうのがすごいですよね。毛糸でも簡単にベレー帽は作れるので帽子に臆病になっている方、まずベレー帽からはじめませんか？