日差しが強い季節になってきたけれど帽子の準備はできていますか? さて、あのフランスの画家のルノワールが生きた時代は帽子の形が劇的に変わって行った時代でもあるのでちょっと見てみましょう。
この女性は小さめな帽子をきれいに結い上げた髪の前の方に被っているでしょ。19世紀後半に流行ったスタイル。この1868年に描いた絵はサロンに入選してルノワールも力を付けていくことになる。
1883年の「田舎のダンス」。赤い帽子はリボンをアゴの下で結わいて被るボンネットとよばれているもの。ボンネットはながいこと一般的に被られていたけれど19世紀の末には流行遅れのものになってしまった。右の男性の農夫のような麦わら帽子といいペアになっている。
1881年の絵。現代の帽子に近い形でしょ。この子は後でルノワールの奥さんになる。
パナマ帽がすでにヨーロッパに輸入されていたとは!ただしパナマハットという名前ではなかったと思うけど。
上の絵の一部に壁のいたずら書きとして描かれていた。ルノワールはこんな帽子を被ったモネの肖像画をかいているから、もしかしたらこれもモネのつもりなのかもしれない。
*今日のOMAKE*
*OMAKEはいつも店長犬サラ(フレンチブルドッグ)のイラストよ。探してね*
*いつも応援ありがとうございます*
にほんブログ村
人気ブログランキングへ