clover note

徒然なる日々の覚え書き。

明日から値上げ

2006-06-30 15:12:49 | ニュース記事より
【6月30日付・編集手帳】

 たばこの専売法が施行されたのは1904年(明治37年)の7月である。敷島の大和ごころを人問わば朝日ににおう山ざくら花…。本居宣長の歌から取り、「敷島」「大和」「朝日」などの官製たばこが登場した
◆民営たばこに比べて実質値上げとなったことから、庶民は別の歌を口ずさんで憂さを晴らしたらしい。「値も高きおおやけ煙草(たばこ)くゆらせば煙の末に曽禰(そね)の顔見ゆ」。当時の蔵相、曽禰荒助(あらすけ)に向けた恨み節という
◆専売制度が廃止された現在も価格は財務相の認可事項だが、人さまの顔色をうかがいつつ煙の行方に神経を用いる愛煙家に、大臣の顔を思い浮かべる暇はあるまい。増税に伴い、あすからたばこが値上げになる
◆健康には悪い。肩身は狭い。そのうえ懐にも響くのなら――ということだろう。製薬会社ファイザーの調査によれば尋ねた喫煙家の3人に1人が、この値上げを潮に禁煙したい、と答えている
◆「哲学が束になってかかろうとも、たばこにまさるものはあるまい」とはモリエールの戯曲「ドン・ジュアン」の一節だが、医学の戒めと、懐具合を計る経済学とが束になり、紫煙の誘惑とせめぎ合う月の替わり目である
◆煙の末に、健康を気遣う妻の顔見ゆ、子の顔見ゆ、という方もおられよう。いま指にあるそのたばこを吸い納めの一服にしてみますか。

(2006年6月30日2時2分 読売新聞)





風邪なんぞをひいていますと、尚のこと紫煙が喉に沁みますね・・・
歩き煙草も本当に迷惑だ。



明日から煙草の価格が値上げされるようで。
スーパーなんかでまとめ買いしている人を結構見かけました。
それにしてもまだまだ安過ぎる
1箱1,000円くらいにしちゃえば良いのに。
税収は上がらなくても、医療費の削減には大いに貢献しそうだ。
これを機に、毎年100円ずつ値上げしていくと言うのはどうかな?(笑)



煙も出ない、臭い匂いも出ない、毒物は吸っている人だけに蓄積する・・・
そんな煙草が開発されれば、どうぞご遠慮なくスパスパやって下さいと言えるのだが。


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2 コメント

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Unknown (TOMO)
2006-06-30 19:31:51
おとといだったかな?

丁度ファイザー製薬の方が来てました。

バ○アグラの話しで盛り上がってましたが(笑)



農薬担当の方でしたが・・・・。



ラジオで聞いた話しだと、タバコ一箱買うのに

必要な労働時間は、圧倒的に日本が少なくて

すむんだとか・・・。

確か10分くらい。

ニューヨークで30分とか・・・



後は1時間とか2時間とか・・・・。



仮に500円にしても、喫煙者が減り

税収は変わらずだとか・・・・。

その分医療費への負担が減り、結果無駄な税金の支出が押さえられて

良いことづくしな気がしますがね。

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Unknown (魅紅)
2006-07-01 02:03:43
本当ですよね。

煙草を値上げしても、困るのは喫煙者だけですから・・・(笑)

いつの日か、『国内全面禁煙』になることを願っています。



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