clover note

徒然なる日々の覚え書き。

いずれは稀少品に?

2009-11-17 16:12:18 | ニュース記事より
【大西洋クロマグロの漁獲枠4割減…2010年分】


 ブラジル東部レシフェで開かれていた「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」の年次会合は最終日の15日(日本時間16日午前)、乱獲によって減少が懸念される地中海・東大西洋の「大西洋クロマグロ」について、2010年の漁獲枠を09年比38・6%減の1万3500トンとすることで合意し、閉幕した。

 削減率は過去最大だ。日本に割り当てられる漁獲枠も同じ比率で減少し1148トンとなる。

 大西洋クロマグロをめぐっては、モナコがワシントン条約事務局(ジュネーブ)に対して国際取引禁止を提案しており、来年3月に開かれる同条約の締約国会議で全投票数の3分の2以上が賛成すれば輸出入が全面禁止される。ICCATとしては、大幅削減の努力をアピールすることで、禁輸という最悪の事態を回避する狙いがある。

 08年の日本市場へのクロマグロ供給量は約4万3000トンで、約半分は輸入した大西洋クロマグロだ。ICCATは2011年の漁獲枠についても、08年に合意した1万8500トンを白紙に戻し、10年の年次会合で科学委員会の評価を踏まえて新たに設定することで合意した。

 ◆クロマグロ=大型でトロの部分が多く、マグロ類の中でも最高級品とされる。「本マグロ」とも呼ばれ、地中海を含む大西洋に分布する「大西洋クロマグロ」と、日本近海など太平洋でとれる「太平洋クロマグロ」の2種類ある。太平洋クロマグロの資源管理は「中西部太平洋まぐろ類委員会」が行っている。

(2009年11月16日10時56分 読売新聞)




乱獲により生息数が危機的に減少しているなら国際的な規制も仕方ないでしょう。
本当にクロマグロという生物を保護する必要性があるのなら。
日本近海でも獲れない訳じゃないんですから、もし規制されたら獲れる分だけで細々とやって行けば良いのでは?


確かクロアチアではマグロの養殖が行われてると思いましたが・・・
日本では無理なんでしょうか?
まあ、味の点で養殖物は天然物には及ばないでしょうけど。



追記(11/19)

クロアチアなど地中海で行われているのは「蓄養」でしたね。
幼魚を捕まえて餌与えて育てているようです。
卵から育てる完全養殖(?)の技術はまだ確立されていないんでしょう・・・
そもそも「養殖」と「蓄養」の違いは何だろう???
時間があったらちょっと検索して調べてみようかな。



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コメント (2)
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