訳あって苦手な食べ物もあるんです・・・

基本的に食べ物の極端な好き嫌いはありません。
積極的に食べない品物はいくつもありますが、それでも決して食べられない訳じゃないのです。
しかし、それとは別に『本当に食べられない物』というのも少なからず存在します。
例えばこれなんかもその1つ・・・





美味しそうなイチジクですね～
でも生では食べられません。
ジャムになったりとか、加工されてる場合は食べられます。
干しイチジクだって大丈夫。
でも生は駄目。


理由はアレルギー・・・
どうも相性が悪いらしく、生で食べると唇や口中がかなり腫れて痒くなります。
だから食べられないのです。
味がどうこうとかそういう問題じゃなくて、体質に合わない。


他の果物では、パイナップル、キーウィなんかが駄目ですね。
これも生でなければいけるんですが・・・
果物特有の消化酵素にアレルギーを起こしているんじゃないだろうかと思います。




他にも苦手な食材とかも結構あったりして・・・
例えば生イカなんかは、触ると指に激烈なアレルギー反応が出る事が多いので困り物。
よほど手荒れのないベストコンディションの時でないと触るのは嫌ですね・・・
面白い事に同じイカでも合う合わないがありまして。（苦笑）
アオリイカ、スルメイカなんかはNG。
ヤリイカ、ダルマイカは何とかOK。
皮の表面の物質に対してアレルギーが出るので、剥いて刺身にすれば問題なく食べられますが。


魚介類では他にも、サバの血とか、カツオの血にもアレルギー反応が出ます。
これらの魚を捌く時には、手に血が付いたらすぐに水洗いするようにしている・・・
でないと痒くて痒くて堪らなくなるので。



後は油。
特に質の劣る油や少し酸化した油を食べるとアレルギーが出ます。
体調によっては蕁麻疹が出る事もある。
なぜだかは分かりませんが、「蕎麦屋」の揚げ物で大当たりが出る事が過去多かった・・・
なので、今ではもし蕎麦屋に入るにしても、揚げ物だけは頼まないようにしています。
天ぷら蕎麦とか論外。



最後に、とっておきなのを1つ。
これは触らずとも、それから立ち上っているであろう成分に触れるだけでも危険な代物・・・
大袈裟に言えば、スーパーマンでいう所の「クリプトンナイト」みたいな物騒な食材。（苦笑）

「とろろ」の元になる「大和芋」、これ最強。
乳児の時にはこれで酷いアレルギーが出て死にそうになった事がある。
どうやら、擂り下ろした時に近くにいたらしいのですが・・・
目が腫れて開かなくなるは、呼吸は不安定になるはで大変な目に遭ったらしい。
もちろん記憶はないんですけどね。


今ではだいぶ歳も取ったので、耐性も少しは出来てるかも知れませんが・・・
こればかりは恐ろしくて試す気にもなりません。
「長芋」で作った「とろろ」でしたら何とか食べられるんですが。
少しは痒くなるけど・・・
でも美味しいですよね、あれ。




アレルギー体質というのは不便です。
食の楽しみを狭めてしまいますから・・・

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