鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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えらい奴だぜ一郎は 2/9 その3 幼鳥を気遣う一郎かな・・・(訂正アリ)

2018年02月13日 | オジロワシ
この一郎の えらい奴シリーズも その3 で終了です
その1 では 一郎の雷魚を獲って〆るまでの様子を
その2 では さくらが雷魚をたべ 一郎がそのさくらが食べやすいよう カラスを追い払う様と
       さくらが食べ終え 退場するまでの様子を

そして この その3 では この猟場に現れた幼鳥と その幼鳥を気遣う一郎の
様子を載せます
冒頭の写真は この後この猟場に現れた幼鳥ですが
おそらく 中沼で一度だけ見たことのある 十兵衛 (1/30 登場)ではないかと思うのですが
その理由も考えてみたいと思います

いきなり訂正します
 実は この幼鳥 行動がたどたどしいので 新子かと思ったものです それで十兵衛が最有力候補
 ということで 考えたものでしたが あくまで消去法によるものであり 十兵衛そのものの情報は
 ほとんどない状態での考察でした。 そこが間違いの元となったようです
 
 結論を言うと この幼鳥は ズバリ 進次郎です プロファイル② の今年の進次郎の写真を
 みていただくと はっきりするのですが 翼を拡げて飛んでいるところを見るとよく分かります
 すなわち 翼の傷は指紋のような物ですが この幼鳥の傷と 進次郎の傷が 右と左 両方が
 完全一致するのです。 さらに 翼下のまだらも 同じですね・・・
 胴体のまだらも同じ様です 写真を見比べるとはっきり分かりますね
 この事から この幼鳥は進次郎であることがほぼ確定です

 翼下のラインと 脇の白いまだらが小さい事から 進次郎は割と若くない幼鳥に位置付けたもの
 でしたが 嘴の先も黒いし 違和感を覚えたのも事実です。
 意外と資料がすくなかったのもありましたが。 孝太郎の存在により 今年になり確実な線での
 データが残るようになり 分かった次第であります。
 進次郎も若い幼鳥であるという事になりそうです。
 十兵衛の線は たち消えですが 十兵衛は確実に存在しそうです 各当する幼鳥が他にないということ
 が理由です

 後で出てくるこれに関する考察は訂正を入れて置きます
 また プロファイルに関しても 去年の春の情報は アヤシイものが多々ありそうなので
 都度整理して行くつもりであります その辺のご理解をお願いいたします。


 

それでは 始まりです

さくらが猟場から退場した後 雷魚はさくらが放り出したままだったのですが・・・



目を戻すと たくさんのカラスに囲まれながら 一郎が悠然と雷魚を食べていますね
流石に一郎です
これだけたくさんのハシブトドロイドに囲まれても 慌てる様子も全く見えませんね
貫禄ですね


しかし こんな感じでハシブトドロイドに囲まれているのですが

突然空の上を見上げます!


そして



甲高い声で啼きます!
これは 追い払っているのでしょうか それとも呼んでいるのでしょうか・・・
どちらとも分かりませんが 大抵こんな時には 空の上にオジロワシが飛んでいますが
この位置からではよく見えないのが残念なところです・・・


なおも気になるのか

雷魚を放して 見通しのよいところで



また啼きます これって呼んでるんじゃないかと思いますね
餌もあるのでね・・・


雷魚にカラスたちが群がっていたので 気になるのですが・・・
一郎は

悠然とそこへ戻ると


群がったカラスもどけて

一郎がまた雷魚を食べ始めます
あの 少し弱い物にはめっぽうたちの悪い カラスたちが
自らどけるのですね・・・

一郎さんのすることには逆らえないカラスたちが そこにいます・・・
えらいもんですね一郎 凄い貫禄ですね まさにこの沼の帝王 ですね


一郎は 時折

むこうを見やりながら



雷魚をたべます


一郎が羽を広げると

カラスが逃げます 一瞬ですがね・・・



ここで 水門の右の方の土手の下辺りに オジロワシを発見します!
先ほど一郎が啼いていたのは このオジロワシを呼んでいたようですね・・・





新子幼鳥のように見えますね・・・しかし 体の側面のまだらはそれほど強く無いですね・・・
しかし 体の前面はまだらが濃い様にも見えますね
頸の周りには 白いまだらがはいっていますが
それ程でもないですね・・・
少し頭が色が薄いのでしょうか 目の周りが逆にシャドウが入っているようにも見えますね

どうもこのままではよく分かりませんね
当初 八郎辺りがアヤシイと思っていたのですが・・・若しくは 九郎の登場もあるかもとかね・・・



さて 雷魚を食べる一郎ですが





食べているとハシブトドロイドがどんどん寄ってくるので
時々追い払います しかしすぐにカラスは寄ってきます


が こんな場面を目撃します!
一郎が 突然何か声を発します すると

一斉にカラスたちが飛び上がります!





一郎の周りというか 雪の上には カラスは一羽も居なくなってしまいました!

こんな場面 何度か目撃したのですが 特に大きい声を出しているわけではありません
というか こちらには何も聞こえないのに こんなふうになります

カラスが一郎に威嚇されて逃げたのだとは思うのですが
一斉にいなくなるので 驚きですね!
動物の世界って そういうことに敏感なんですね
猫を見ていてもそう思うこともありますね・・・


そのあとで 一郎がまた啼きます

今度は何でしょうか?



後ろへさがって


上空を

見ていますね 魚が気になりますが・・・そんな事お構いなしですね


すると 上空に



オジロワシが飛んで行きます
このオジロワシ 左の翼角の上に白い点が見えますね
おそらく さくらでしょうね





赤白煙突を通り過ぎ 消えて行きます 家に帰ったのでしょうかね・・・


猟場は すでに もうこんな感じです



ハシブトドロイドが もう30羽くらいいますね・・・凄い数ですが
一郎は そんなこと気にする風でもなく あたりを眺めていますね



そしてまた 魚を食べるのです



そんな時 先ほどの幼鳥が 一郎の方へ飛んできたのですが
カラスがこの幼鳥に襲い掛かります!
数羽で いっぺんに襲い掛かるので そこは気の弱い幼鳥の新子?

驚いてカラスに絡まれながら 逃げるんですね・・・
この幼鳥が独り立ちするのはまだまだの様ですね

そんな幼鳥の様子です









カラスに追われ 
水門の前から左の土手の上の木の方へ逃げて行きます!













飛んでいる姿を見ると 特徴が少しわかります

特徴

1 尾羽は縦の黒い線がかなり入っているが 縁はそれほど厚くはないです

2 背中の白いまだらがまとまって 特に右上に多い気がします 背中のまだらはおおいですね

3 右の翼の傷は 小さいのが多い 真ん中辺りからはしにかけて3か所ありますね(割れ)

4 左の翼の傷は1か所大きいのがあり 端に小さいのが1個ある

5 翼の上のまだらは あまりない 下側のラインもないほうで ポツンと白いのがあるだけ
  これは ラインが目立たない鳥である

6 目の縁が黒く見えます というか頭の毛があまり濃い色でない

7 脇の付け根の まだらが小さい みんな大きいのですがこの幼鳥は特に小さい

8 胴体のまだらはさほど多くない(進次郎程度かな)が 胴体の横に細いラインが2本あるように
  小さなまだらが繋がっているように見える 之ってラインということか? 胴体の左側ね


取り敢えず以上のことから 一番可能性の高かった気のした 八郎が外れます
当然 七郎 華 ムツオ 三冬 五郎も外れますから
まだ可能性のあるのは 1/30 に中沼でみた 十兵衛 ということと
さらに 新しい 九郎 の存在を考えることになります・・・

ここで 進次郎の可能性をよく考えてみるべきでした・・・ 
若くないという先入観があったのが敗因です

さてこの幼鳥 土手の木の枝の上にとまります











なんとかとまったようですが 危なっかしいですね・・・
この幼鳥 色が全体的にあまり濃く無いようですね そんな気がします


さて猟場の方へ眼をやると

一郎の気迫に圧倒されたのか カラスが一斉に飛び上がります!







一郎 幼鳥の方を見ているのでしょうかね・・・そんな気もしますね
来るのを待っているのですが カラスが邪魔で来れない・・・
という そんなもどかしさがあるようにも見えますね・・・


仕方がないので
   


ハシブトドロイドの中で 雷魚の残りを食べる一郎です
しかし こんなに食べるを見るのは久しぶりですね・・・



木の枝の幼鳥です

顔の左側



顔の右側ですが・・・
頸の所が随分白いですね!


幼鳥を見ながら



魚を食べる一郎です


もう一度幼鳥

正面から 頭の毛の色が少し薄いですね 八郎よりは濃い様ですが・・・



そして やはり首の右側には かなり大きな白いまだらの塊がある様ですね・・・
これって 十兵衛の大きな特徴ではないか?
あのときも 顔の右側と左側で 首の所の白いまだらが全然違ったのを思い出しました!

確かに十兵衛にはそんな特徴がありますが 似ているのはそこだけなんですね・・・



猟場のハシブトドロイドの中



雷魚を食べる一郎ですが







そろそろ お終いなのでしょうか・・・






以上のことから この幼鳥は 進次郎が正解となったようです
十兵衛は残念ながら そうではなかったようです
ここの部分は 後日訂正になってます


一郎の方も



獲物を捨てた様ですね 魚の頭が 右の方のカラスの足元に見えますね


そして 

幼鳥の方を見やってから






飛び上がりました!
帰るのですかね


しかし しかしです 
ここに 面白いものが見えます!
それは



この一郎の左足を見てください
何か掴んでいますね!







おそらく 食べ物のあたらなかった幼鳥の為に 魚の残りを持ってきたのでしょうね
幼鳥へのおみやげですね・・・
なんという 気の細やかないちろうなのでしょうか あんたは偉い!
いい男ですね ほんと


   


そして 一郎は去っていったのですが


猟場の方では





しっぽのむき出しの キツネが来ていました
このキツネは おととし 去年と 現れた石松に 似ていますが
まだ顔が綺麗ですから違いますね おそらく 去年の暮近くに ヨレヨレだったキツネでないかと
思うのですが 少し元気になったようですね
このキツネなんとか 雷魚の骨を食べていたようです それでもいいか 身の方は残って無かったけどね

ここで お終いですが
さくらと一郎の食事の流儀は 変わっていませんね
ほっとしますね 
これから暖かくなって行くので じゃんじゃん 雷魚を食べて欲しいものです
子供たちにもね・・・

さて どうなることやら

それでは また
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