鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Cornell & Diehl - Sun Bear Mountain Flower 2022 (Small Batch) 今年のが一番美味いな

2022年08月25日 | パイプタバコ
2022年 8月

今回は Cornell & Diehl - Sun Bear Mountain Flower (Small Batch)2022年版

今回のSun Bear は3種類目のバージョンとなりますが
実は 4回目の販売となります
ジェレミーさん自家製の蜂蜜を使った物が
2019年には 4500缶 引き続き翌年の2020年には 8000缶が発売されており
去年には メリーランドのニセアカシヤの蜂蜜を使用した Black Locust バージョンが 10000缶販売されています

そして今年は ノースキャロライナの蜂蜜を使用した
Mountain Flower バージョンが 15000缶の販売となりました

TRDC にはそれぞれがアップされておりますが
以前のものは
Cornell & Diehl - Sun Bear (Small Batch)
Cornell & Diehl - Sun Bear: Black Locust (Small Batch)

こちらになっているのですが
生憎この私は去年の物は買いそびれています
油断したこともありますが 蜂蜜のかなり効いたアロマティックという分類の為
まあいいか…と思っていたこともありました

今回は無事に買うことが出来たのですが 早速喫ってみて気づいたことがあります


 


3缶しか買ってはいませんが これがまたかなり美味い


以前のバージョン(と言っても最初のしか知りませんが…)は
蜂蜜の甘さと シルバーテキーラのブージー感が少しきつかったように思います

カナダのバージニアは甘いですが それよりも蜂蜜の甘さとフローラルなエルダーフラワーの香りが
結構きつくて オリエントも少ししっくりこない感じがしたようです
オリエントの自然な風味を凌駕して少しアロマティックなそういった甘さと香りが強かったように思いましたね

なので 以前のものの分類は Aromatic ということになってます
しかし 今年のバージョンの分類は Oriental に変わっていました


その事は説明を見るとはっきり書いてあるのですが
喫ってみて ブレンドの感じが アロマティックから落ち着きのあるオリエンタルに変化しているように思いましたね


今回のバージョンが今までよりもずっと美味いと思うのですが
その原因を少し探ってゆきます



入っているコンポーネントに変化がありました


今回は
2019年のカナダのブライトバージニア
2019年のBasma
2018年のIzmir
が使用されていますが
その他にもレッドバージニアは入っていると思われます

そして エルダーフラワーのフローラルエッセンス(ニワトコの花)とシルバーテキーラは使用されているのは同じですが
その使用量が少し違うように思われます


そして一番の違いは 使用されている蜂蜜の違いとなります
使用量もそうですが 風味が大きく違うように思いました
上の写真の一番下に その蜂蜜が2つ書いてあるのですが

  


今回の蜂蜜は ノースキャロライナのC&D と馴染みのある農家の生産するもので
ワイルドフラワーの蜂蜜と
ブラックベリーの蜂蜜になります

喫ってみて風味の一番の違いは このブラックベリーの醸す風味となります
今までのSun Bear の蜂蜜は甘さと花の香りしかせず それがテキーラのアルコールと合わさって
少し退屈でブージーな風味しか感じられなかったのですが

今回はこのブラックベリーの酸味が素晴らしい味わいを醸しているように思いました
ペリクは入ってませんが きらりと光るこのフルーティな酸味が実にいい
素晴らしい味わいです



テキーラもそれほど利かしているわけではなく軽くドライ感を利かせているだけです

蜂蜜自体の甘さも控えめで以前ほど甘くはないのですが
カナダのブライトバージニアの軽いシトラスと砂糖のような甘さがしっかり感じられるようです
ヘイの風味も適度に感じられますからレッドバージニアも入っていると思われますが


軽いシトラスの香りに乗って ブライトの甘さが蜂蜜とともにやって来るのですが
エルダーフラワーのマスカットのようなさっぱりとした風味の中に
ブラックベリーの酸味を少し感じるキラリと光るコクのある甘みがあとを誘います

その中に豊かな香りを広げてゆくのが バスマとイズミルのオリエントになります
以前のバージョンのオリエントとどのように違うのかははっきりわかりませんが
以前よりもオリエントの存在をしっかり感じるようです

以前のものは甘さが強かったりアルコールも強く感じたので
オリエント自体の風味はマスキングされていたのかもしれません…
今回のものはそのオリエントの存在をしっかり感じるのですが
出過ぎることもなく実に落ち着きのある香りの広がりを感じるようです
それがまたクリーミィで実に良いと思いますね
スパイシーすぎるということもありませんのでまろやかさがあります

これならば 夏に限らず秋でも冬でもいつ喫っても良いブレンドになっていると思います

今までのものは少しアロマティックに傾いていましたので
本来のタバコの旨味を感じにくかったのですが
今回のものは素晴らしいと思いましたね
すべてはバランスの問題ですが その中で光ったのはブラックベリーの蜂蜜になります
今までで一番の出来かと思いました


もっと買っておくべきかと思いましたね
そんなお話です それでは また

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おっさんパスタ 8/24 大盛... | トップ | モエレのハヤブサ2022 8/26... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

パイプタバコ」カテゴリの最新記事