鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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Comoy's of London - Cask #7 Single Coin Sliced

2019年10月06日 | パイプタバコ
2019年 10月

今回も コインカットシリーズより Comoy's of London - Cask #7 Single Coin Sliced

PS の LBF と同じく ブラックキャベンディッシュ の詰め物がしてある
コインカットのバルクになります。
製造元も Scandinavian Tobacco Company ということでなのですが 今は STG と
名前が統一されているはずなので この名前の違いがどのようなことなのかはよく知りませんが
同じグループの中で作られているようです。
ですから ほとんど同じような物なのですが 実際に味わった感じでは
かなり印象が違います。

PS と STC ➔ STG 同じグループの様ですが
バルクの中でも 同じようなラインナップとなっています
先発メーカーが PS ということで 圧倒的に PS の方が売れていますが

 
これらは缶入りですが

PS の LNF に対して  ➔  Cask #4
同様に LBF に対して  ➔   Cask #7 という図式になります。

LNF に対しての Cask#4  の方は 評価も高く コモイの方を高く評価している方が多いような気がしますが
LBF に関しては 逆に 評価は高くない様です・・・。

この私 Cask#4 の方はやったことがありませんので このコインカットについてのみ
LBF との比較をしながら 考えてみます。

レビューを読むと おおむね似ている という意見が多いのですが
私の感想では かなりの違いを感じます

例えは悪いのですが
缶入りの オーリックの Escudo と Flake Medallions を比べた時くらい
差があるように思いました
それは どちらがどれでその味に似ている ということではなく
味わいの差が それくらい違う という意味ですね。


感想 

大まかな感想
点火と同時に グラスノートと シトラスの少しスーッとするような清涼感が起ち上がりますが、バージニアの甘さはほんのりとした程度で 軽く感じる程度です
極々ナチュラルな甘さで 特にこれといった物ではありません・・・。

次第に BC の甘さが沸き上がってくるのですが 説明文に書いてあるような
特別のトッピング というものは特に感じませんが(例えばバニラとか)糖蜜のような
甘さを感じるようです。
よく言う 黒砂糖なような甘さというものは特別感じません。

それよりも このタバコでは ペリクの存在をより感じるようです
それは LBF がやんわりした甘さが前面に出てくるのに対し
このブレンドでは 甘さは極控えめながら ペリクのレーズン あるいはプラムの
フルーティ な 少し酸味のある甘さが来るようです。
同時に ペッパリィなスパイシーさもあって それは LBF にはないものかと思います
少しだけ ヘイの香りとともに アーシーな香りもあるようで
その事は 幾分このブレンドの方が ニコチンも強い気がして ある種の満足感も
得られるようです。

出汁系 というにはやや単調なのですが LBF と比較した場合
少し塩味も感じ そういった表現が合うかと思います

口当たりというか 喫った後の口残りは あっさりしたもので嫌味がありません
そこが あちらとは大きな違いでしょうか。
このタバコ 甘味は控えめですが 癖がないのでいくらでも喫ってしまえそうな
タバコですね。
さっぱりしていて 飽きが来ないタバコだと思いました。

こちらのタバコは ほぐし方を少し細かくしたほうが良いかもしれません
その方が 甘さが強くなるようです。



LBF との比較 ここが問題だ!

LBF との違いをまとめて見ました

① バージニア自体も BC も 甘いのは LBF
こちらはどちらかと言えばナチュラルな甘さで ぐっと控えめな甘さになります。

② シトラスの香りと 若干のヘイの香りがするのは こちら。

③ ペリクをより感じるのは こちらで、酸味のあるフルーティな甘みを感じます

④ 酸味とスパイシーさを感じるのは こちらで 出汁性の旨みを少し感じます。

⑤ こちらのほうが少しだけ ニコチンが強い様です

⑥ 後味が良いのはこちら LBFは 口に残るものを感じます

違いと言えばこのようになりますが ぐっと甘さを感じるのは LBF の方なので
万人受けするのは そちらの方なのですが 中盤以降 すこし味が単調になり飽きてくるような気がします。
しかしこちらの方は 甘さは控えめながら 味わいが自然な感じで飽きが来ないのかもしれません。

少しだけ ケンタッキーのような味わいを感じるのはこちらのタバコになります
私だけの意見ですが・・・。


両者 やっすいバルクタバコなので 値段から考えると 大満足なところですが
バージニアの甘さ あるいはそれ以上の甘さを求めるなら LBF

地味な甘さでありながら 本来のタバコ感と満足感を味わいたいなら カスク

と言う事になるのではないのでしょうか。
一般的なのは前者かもしれませんが この私は 後者の方が好みでしょうか。

上を見ればきりがありませんが 安いバルクとしては というお話です

そんな感想になります
それでは また
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