モエレのオジロワシ 7/14 真夏の飛来 このオジロワシはいったい･･･

2019/7/14　日曜日　曇り

久々に　モエレでオジロワシを目撃しますが　単に通り過ぎるのでもなく
沼の上を　何度も旋回し　木の上にとまったりしながら獲物を狙っていた様です。

富江でもなく　一二郎でもない　このオジロワシは　亜成鳥から成鳥にほぼなったばかりの
ような様相をしています。
わずかに尾羽の縁に黒いところがあり　そこがそう思わせるのですが
もう立派な成鳥に見えます。
鳴きながら飛んで行く　その姿も　富江と被ってくるのですが　顔つきも羽の傷も
ちょっと違うものがありました･･･。
いったい　このオジロワシは誰なのか？
というのが　この記事のテーマとなるのですが
中々思い当るフシがないところが　困るところです･･････。


それでは　始まりです
中の橋の上で

このチュウヒの　スケキヨを　見る直前のこととなります。



沼の西側　C-中州の上辺りを飛んでいる鳥がいます







オジロワシの成鳥に見えますが　尾羽の縁が黒い所が見えます･･･
富江などもそういった黒いところがあるのですが　尾羽の縦の縁には見当たりませんので
顔つきも含めて　富江ではない様です。
一二郎とも違う顔に見えますね。

それと　一番大きな特徴は　両翼指の　5枚目が小さい･･･小さく見えます！
こんな指をしたオジロワシの成鳥は　見たことがありません･･･。


こちらの方へ旋回します
　





あいの里の　高層マンションをバックに　飛び回ります


　


右下を飛んでいるのは　驚いたカモですね




　　
ぐるっと旋回して　左の方の　公園の中の　林の方へとんで行きます








ちょっと足を出していますね
富江ではありませんが　顔つきはどこか一郎にも似ているようです
しかし尾羽と翼指が　それを否定しています。









林の上辺りでまた旋回して











高い木の中へ　吸い込まれてゆきます･･･
どうやら　木の枝にとまったようですが　なんともよく分かりません･･･
後ろに見える稜線は　プレイマウンティンの右の斜面となります。


この後　3分ほど経過した後に
またこのオジロワシが現れます



　


啼きながら　飛んでいます！　まるで富江の様ですね
しかし富江ではありません･･･
そこで　ふと思いついたのが　狂四郎でした
狂四郎は　今年の冬は見ていません　1年間のブランクがあるのですが
狂四郎も　よく啼いていたような記憶がありますし　尾羽の黒い縁もありましたね
右翼胴体から割と近い所に白いマダラが1コ　あった記憶もあります
顔つきもよく似ているのですが　もっとくちばしが白っぽく
なにより　翼指5枚目の特徴が当てはまりません･･･

もっとも　こんな翼指のオジロワシは　見たことがありませんが･･･。


　　






どうでしょうか。


　　　
ここで　遠く



下の橋の方の　土手の木の中へ



消えてしまいます･･･。



それから　10分ほどかけ　土手を下の橋の方へ　歩いて行くのですが･･･
その付近に差しかかった時
上空をまた　オジロワシが飛んできました。



全く同じオジロワシですね

　　　　
そしてこちらの方へ近づいてきますね


ここから








　

















ぐっと近づきます







そして　右の林の向こうへ

消えて行きます。

この後また出て来たのですが　公園の方へ消えて行きました。


さて　このオジロワシですが特定は　難しいものがあります
成鳥として
一郎　富江　一二郎　三四郎　憲二　鱗太郎　あるいは錦之助
思いつくままあげるのですが　みな違います　なんといっても尾羽が違います･･･。

似たような尾羽の鳥を挙げるならば
佐助　幻次　桃太郎　桃二郎辺りが　今年見た尾羽に縁の残っている成鳥かと･･･
でも　どれも当てはまりませんね･･･。

そこで　今シーズン見なかった鳥の中で　狂四郎が挙がって来るのですが
1年間のブランクがある　とはいえ　翼指の特徴がなんとも説明がつきません･･･

ということで　このオジロワシは　不明オジロワシリスト入り　という事になりそうです。
とはいえ　その狂四郎が　今の所一番手　かとは思うのですがね。


それでは　また