鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

HU Tobacco - Director's Cut (Original Warehouseblend)

2019年11月04日 | パイプタバコ
2019年 11月

今回は HU Tobacco - Director's Cut (Original Warehouseblend)

こちらのタバコも ドイツ製になりますが コインカットシリーズの一つとして 調達したブレンドになります(写真の下の缶になります)

まだ Three Nuns もやっていませんが VaPer に ケンタッキーが入っているのが
特徴になります。
Three Nuns の方は ペリクが入っていない様ですが
こちらのブレンドには ケンタッキーも ペリクも バーレィも入っているようです。
見た目は バルクの Superior Round Slices と似ているかと思うのですが・・・。

このタバコ ハウスブレンドなのですが お馴染みの コールハスで作っているようです。
HU-Tobacco の中の人気商品で 多くの方のお気に入りで 高評価 ということのようです。
しかし 3.⁷ という数字は 高すぎます どうもその辺が引っ掛かるのですが・・・

悪いことを言う人がいないのが気になりますね マクレでさえ 3.⁵ を越えるタバコはなかったのにね・・・。




葉組を見ると
Burley, Kentucky, Perique, Virginia ですから
いわゆる VaPerBurKey ということですが
ケンタッキーは少ないような書き方をしていますね


パッコンと ふたを開けると

コインとは呼べない カーリィカット のスライスが 無雑作に入っています
この辺りは これまでのコインカットとは違います
むしろ GH の プラグをカットしたブレンドと似た感じになります


これを



例によって 空き缶に移して小出しして喫うのですが





雑に解して詰めてみます


その感想となります

このブレンド やはり想像していたように 前述の
Newminster - No. 403 Superior Round Slices
によく似ています
しかし バージニアの質と ペリク バーレィ が入っているので
味がさらに複雑で しかも少し濃い感じがします
ケンタッキーは ペリクとバーレィの味わいを兼ね備えるようですが やはり
実際に そのものが入っているのといないのでは複雑さが全然違うようです。

バージニアは ブライトが多く見えますがレッドも ダークもはいっているようです。

このタバコ 甘味がかなり強く出て来ますが なにか砂糖のような物が入っているのかもしれません それと 前述のタバコでも感じたのですが ナツメグのようなスパイスの存在を
バーレィの中に感じます・・・もっとハッキリとね・・・
その事を踏まえてこのブレンドをしっかり味わってみます

面白いことに このブレンド何度も喫い進めるうちに その甘さと旨さが引き立ってきて
相当美味く感じるようになるのですが
それと同時に この私にはある問題点がはっきりと感じられるようになりました
その辺をもう少し掘り下げて考えてみます。



点火と同時に シトラスが香ります 見た感じもそうですが ブライトバージニアが
その存在をアピール   しかも甘い・・・かなり
この辺に何か砂糖のような物を感じるのですが ごく自然な味で バージニアのすばらしさを
感じます。
レッドバージニアのヘイ ダークバージニアのコクのある甘みも感じるのですが
ペリクによる まさしくレーズンのようなダークでフルーティ
そして少しの酸味を持った甘さも存分に感じられます
しかし このペリク 最初からその存在を感じますが 意外に味はマイルド
出過ぎることはありませんね・・・


バーレィも最初からその存在を示すのですが 刺のあるところもなく
バージニアとは別のまろみを出すようです グラスノートに対するもっとタバコっぽい風味
でしょうか。
それと同時に 少し旨みを含んだ 少しピリッとするペッパーの味わいを感じます
これがいわゆる ナツメグのような スパイスを感じるわけです。
この辺が このタバコの複雑さの部分になります

これにケンタッキーが合わさるのですが
ややストロングでメタリックでスパイシーな この葉っぱがこのタバコに
いい意味での刺激を与え メリハリの効いた味のしっかりとした喫い味を与え
実に甘味が存分に在り 旨みもあって 理想的な美味しさを得られます。
うまいなぁ~  という感じの喫煙が続くのですが
そこからがこのタバコの課題となります・・・


最後にケンタッキーの説明をしたのですが このケンタッキーからが問題となります



中盤近くまでは 素晴らしい喫煙が続きますが そこからが問題

ケンタッキーというと ナッティー ということなのですが そちらの方はそれほど感じるわけではありません しかし 少しだけシガーリーフのようなガツンとくる風味を感じるのですが それもさほど強いわけでもなく意外におとなしい所になります

しかしこれはケンタッキーなのかペリクなのかはっきりしないのでありますが
おそらくペリクから来るのだと思われるのですが

このタバコ かなりペッパリィです スパイスがかなり効いてますね・・・
ここが一番の問題でしょうか

前述の ナツメグのようなピリッとするところもそうなのですが
その他のスパイスも効いているような気がします・・・
これが結構きつい
みなさん とくにその事には触れていませんが この私には 少しそのペッパリィなところが
きつく感じてしまいます・・・。

中盤過ぎから特にそれを感じるのですが 
例えるなら 山椒のような あるいは クローヴのような あるいは黒コショウのような
ピリッとする辛さを感じ 額に軽く汗をかいてしまいます・・・

この辛さが ケンタッキーの強さを感じてしまう一因のように思えてしまうのですね

いい感じで このタバコの旨さをふくんだ シトラスとヘイの香りに乗った甘さを味わっていたのですが だんだん味が濃くなり最後は喫うのがきつくなってしまう感じでしょうか・・・。

何もこんなに きつくペッパーを効かせることはないのに と思ってしまいます。

味は素晴らしいのですが そこが大きな減点に思います この私には
これならば 前述の バルクの方が 複雑さも 深い甘味もないのですが
ずっと喫いやすく感じるほどです。

このタバコ やや大き目のパイプの方がより美味しく喫えるようです
また G. L. Pease - Stratford のところでも触れましたが
あまり感度の良くない ダンヒルや サシエニ 以外のパイプでも 味が濃いので
美味しく喫えるようですし むしろその方が 辛みが幾分和らぐようです
痛しかゆし というところでしょうか。


バージニアの甘さも存分に在り ペリクも深い甘味を与え バーレィも程よく調和して
味にメリハリのある 今どきのブレンドかと思うのですが
ペッパーの辛さが効きすぎているのが残念です

そう思いました この私は
それでは また
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