メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

五頭の菱ヶ岳

2024-04-15 21:32:17 | 山行
4/14は久しぶりに新潟県の山へ。
今回向かったのは五頭連峰の一角、菱ヶ岳です。


新潟駅から始発列車を乗り継いでやってきたのは磐越西線の東下条駅。

会津若松行2両編成の列車から下車したのは当たり前のように私一人。

登山口へ向かう国道49号沿いに古そうだけどこんな立派な看板が。

今はそんなに歩く人が多くないコースだと思うけど、かつては人が多かったのかもですね。

駅から25分くらい歩いて五頭連峰菱ヶ岳、石戸コースの登山口到着。

誰もいないだろうと思ったら、後から1台車が来ましたよ。
登山者かどうかは分らんけど、こんなところに来るならやっぱり登山者だったのかな(姿は見なかった)。

あれが今歩いている登山道の終点、野須張かなぁ?(後で分かるけど違った)

雪国の木って感じだねぇ、曲がり方が。

天気はいいけど、暑いね。


道中にはイワウチワがたくさん。
ピンクのとか

白いのとか


雪が出てきた。

傾斜も増してきたし、ここらでストック装備。

急傾斜で雪が増えてきてストックがあっても足がとられる場面が増えたのでチェーンスパイクも装備。


最初に野須張だと思ったピークまで来たら、奥に本物の野須張がありましたわ。

野須張(標高902m)到着~。

登山口から2時間5分ほど、少し休憩して菱ヶ岳へ向かいますぞ。

縦走部分はコースの8割くらいは雪の上を歩くのですが、そろそろ雪も中途半端な量になっているので
雪で倒された木とか藪に邪魔されたりしてけっこう歩きづらい場所は多いです。


この縦走中に今日出会う初めての登山者が、
自分と同じ菱ヶ岳方面へ走っていきました。
(このあと菱ヶ岳から戻ってくるこの人ともう一度出会った)

この坂を登り切れば菱ヶ岳。

疲れよりもこの日は日差しがきつい。
途中で雪を首筋にあててクールダウンしながら進みました。

菱ヶ岳(標高973m)到着~。五頭ではここが最高点ですかね?
野須張からは1時間弱。

山頂部分はまだ雪が多く、標識はほとんど埋もれていました。

飯豊の山並み。

どれが何山とか全然分らんけどね。

さ、下山すんべぇ。
向かうのは村杉温泉の登山口です。

こちら側の登山口はけっこう人が歩いているんですね、
下山時に6人くらいすれ違ったかな。

途中で何度も雪を踏み抜きながらだいぶ下まで。
乾いた夏道は歩きやすいねぇ。

新緑はいいね。

ほい、村杉温泉の登山口到着~。

東下条駅からここまで5時間20分くらい。
そういや野須張でジャムパン1個食べただけであとは水分しかとってないや、なかなか省エネよね。

この後は村杉温泉からバスで水原駅に出て~って考えていたのですが、この登山口で出会ったおっちゃんに水原駅まで
送ってもらいました。
話を聞くと週2回は五頭に登っているとのこと、その節はありがとうございました。

五頭山は前に菅名岳に登った際に阿賀野川の向こうに聳えているのを見て、あっちもいいじゃんと思ったんですよね。
で、調べたら公共交通機関を使用して歩けるコースもどうやらあるぞと。
五頭も時期とコースによってはヒルが出るようなんで、どうしても歩くなら春か秋になっちゃいますかね。
登りに使った石戸コースもヒルの情報ありましたが、この日は出ませんでした。
でも気温も高いし、湿った日なんかはそろそろやばいかもですぅ。

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