毎年お盆の頃になると、下鴨神社で古本市が開催されます。
京都で迎える6回目の夏。
今回初めて、古本市に出かけてきました!
糺の森の参道に、ずらりと並ぶのは関西各地から出店している古本屋さん。
「twitter の○○」という最新の本が並ぶ隣で、宝暦年間に出版された古書があったり…。
宝暦年間といったら、あの暴れん坊将軍が亡くなったり葛飾北斎が生まれたり、
世の将軍は9代家重から10代家治さんの頃、今から250年くらい前のことです。
そういった古書にはン万円のお値段がついているのでお買い求めは出来ませんが、
その他の古い本たちは比較的お安いお値段で手にすることが出来ます。
本部でうちわをいただいて。
うちわでぱたぱた、首にてぬぐいがここでの主流スタイルです。
小川の流れる横に並ぶ本たち。
知的な夏の光景がそこに。
私は主に古書を中心に歩いていました。
中には、明治時代に出た鉄道地図なんていう垂涎もんもあってたまらんかったけど…
最後の最後で、良い出会いをしました。
大正12年発行の、歴史の教科書です。
大正12年といったら、関東大震災。
三國連太郎さんや司馬遼太郎さん、忠犬ハチ公が生まれた年です。
そして、孫文やヒトラーも存命の時代。
あ、ウォルトディズニーカンパニーが設立されたっていうニュースもありました^^
今から約90年前に書かれた歴史の教科書は、何を語っているのか?
明治や幕末に近かった時代。
戦前の日本が、どんな歴史を綴っているのかがとっても興味深くて。
こんなに価値のある本が、なんと300円
買うしかないでしょう!!
ちょっと難しい日本語で書かれた教科書。
今から読むのがとても楽しみです。
さて、そんな出会いにホクホクしながら、GOALは目の前。
下鴨神社に参拝です。
今年も無事、水守りをいただいて来ました。
先月の足つけ神事、御手洗祭には行かれなかったからね。。。
行かれなかった者同士、こちらでナンチャッテ足つけ神事。
ふぅ~。
なんて神々しい。
ふと、糺の森をお手入れしているおっちゃんに声をかけられました。
「この先にもっと水の冷たい場所があるよー」
それは、ならの小川の奥。
井戸水100%だそうで、さっきの小川より5℃以上水温が違うそうです。
ひゃぁーーー!
ちべたちべた
足の先からスッキリと、身体が浄化されたような気分になって。
また参道を通って、神社をあとにします。
古本市は、16日まで開催中。
「おなかすいた~」
つづく。
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