逆算する想像力

先日書いたマネジメント
難しいライからウッドを使ってミスした話を書きましたが、

これ、昨日放送した元祖の方のサバイバル。
この宅島プロって、サバイバルに4回出場して3回優勝している強者。
プロ経験の少な人やプロテスト合格を目指している人が出場するケースが多い番組ですが、
たまにベテランのプロも出場する。

でも、もう、3回優勝しているベテランをまた出すって、どうなの？って疑問はあるけど。
やっぱり、経験って重要なんだなぁって、このケースを見て思った。
このケースですが、残り158ヤードのセカンド。手にしているのは４U。
これを軽く打って、低い弾道でフェアウェイに戻しただけにした。

結果はボギーで、ボギーで並んだ人たちとサドンデスをして生き残り決定。
他にボギーが居なければ脱落だけど。
ここで無理してダボにでもなったら、確実に脱落。
この辺が3回も優勝出来た要因かなって

今月のギア猿は「コースマネジメントをサルベージ」
ドラコン大会にも出ているユージさんがゲスト。
華丸さんと二人でラウンドして、その内容をQPさんと鹿又さんが採点するって企画。

1打目を打って、若干ユージさんの方が距離がでてますが、
これ、距離を出さないように打って、しかもトップしたのに、230以上飛ばしちゃうって
で、ここから華丸さんが選んだのは、

理由は

結果は狙い通りになって、

褒められたのですが、鹿又さんの採点は10点中8点。
理由はこのセカンドでUTを選んだ理由が

UTで打って、たまたまナイスショットが出て、結果60ヤードになっただけだって。

ピンから逆算すれば、残り距離がもっと残ったとしても、簡単な花道に確実に置ける番手を選べる。

ボギーに成らなかったから8点だけど、ボギーだったら5点だって。

このピンから逆算って、出来ないですよねぇ。
せいぜい、グリーン手前で、運が良ければ転がって乗るだろうぐらいの想像力。
冒頭の宅島プロも、此処まで出せばボギー以上には成らないって計算したんだろなぁ。

この後、華丸さんもユージさんも、打つ前から言い訳を言うようになって、
特にユージさんは、今日は調子が悪いから番手を下げたいけど、
風が上げているから云々と。最後は弁明が長いってカットされてた

でも、これくらい考えないとダメなのかも。