少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

愛着

2007-11-13 | 監督1年目
B君の父親は転勤族。それを理由にチームの役職を全て断ってきた人です。
それでも、B君は1年から入部。加えて三つ上のお兄ちゃんも4年から
入部。この時点で5年以上は居るベテランさん。(未だに転勤していませんが、)

その彼が言い放った言葉は、
「私は、転勤族でいつまた転勤するか分からないから、この土地にもこのチーム
にも愛着も何もない。監督・コーチが怒ってもダラダラしているようなチームだから、進歩がない。
この際解散するのもありかな。と思います。」

散々お世話になった、前監督が横に居るのに。解散すれば良い。
この言葉を聴いてみんな、あきれたのか、意味が分からなかったのか、一同沈黙。

そして私は、怒ってました。
チームに愛着がない。<`ヘ´>
愛着が無いのに、コーチ面で子供に接していたのか。
私はもうこの人達と話しても無駄だと思いました。

確かに、人数が足りなくて、監督も7月には居なくなる。
しかも後任は未定。チームに未来に明るい材料は無いです。

ウチの子が、女の子ではなく、男の子だったら、中学に
進学してからも野球を続けるという子だったら、
もしかして、移籍の道を選んだかもしれません。

しかし、愛着はあります。恐らくこの会議に出ていた人、 全員。
彼以外は。
だから、悩んでいるのに・・・
この言葉は、今でも許せません。

そして私は、「それじゃあは、○○校に行きたい子は、行く。
残る子は残る。各家庭で決めましょう。私はこのチームに
愛着があるので、例え残る子が一人になっても続けたい。」

勿論、”愛着がある”の言葉を彼を見ながら言いました。


そして、会議は終了しました。

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