
ガーミン製GPSのトラブルもあり、ホテル到着が遅くなってしまいました。
夜10時ですが未だ明かるいのが、不幸中の幸いなのかもしれません。
やっと、この日宿泊するホテルへ到着しました。
北極圏に位置する所なので、夜10時過ぎですがご覧の明るさです。
宿泊するホテルは、市内にある「メリル・フィールドイン」になります。
たった1泊ですが、ツイン部屋で32,000円(税込み)と高額でした。
正面入り口の1階に、フロントロビーがありチェックインします。
写真を見返すと、とても綺麗そうに見えてしまい正直吃驚です。
実際はとてもオンボロで、至る所が古~い感じのホテルでした。
メインランドの田舎町なら、5,000円~6,000円もしないと思える程です。
貰ったカギは、昔ながらのカギになります。
それを持って、2階にある部屋へ向かいます。
勿論エレベータやエスカレータは無く、階段をトコトコと~スーツケースを
抱えて上がっていきます。
途中の木製廊下は腐り掛けており、その部分を踏まない様に注意が必要です。
備品は何から何でも、古さが隠し切れない~
何とも悲しい部屋内装です。
ベストウエスタン・ホテルチェーンなら、何処でもあったラジオ付き
目覚まし時計も設置されていません。(涙)
北緯61度より高緯度にありますが、室内にはエアコンが設置されていました。
これは夏の冷房対策じゃ無く、冬の暖房対策の一択だと思われます。
洗面台もありますが、残念ながら薄汚れています。
古いのは仕方ありませんが、それなりに綺麗にされていない感じに
とてもガッカリしました。
部屋に入ってスーツケースを開け、明日の準備をしようと思います。
そこで妻が叫びます。
「スーツケースの中身が、ビシャビシャに濡れているんだけど」と!
そうなんです、ダラス・フォートワース空港でスーツケースを預けた時は、とても
良い天気でしたが、その後、猛烈な雨模様になりました。
アメリカン航空は日本のJALやANAの様に、丁寧に荷物を管理してくれません。
多分~猛烈な雨の中、搭乗機体に入れられるまで野晒放置されていたのでしょう。
もうここまで来たら、後の祭りです。
アンカレッジ空港へ到着したら、直ぐにスーツケースを開けていればクレームも言え
た事でしょうし、被害は最小限だったかもしれません。
こちらはお手洗いと、バスタブ付きのシャワールームになります。
チェックインした後に、何だかんだと後片づけをし・・・
ようやくシャワーを浴びれる時間になったのが、夜11時すぎた頃でしょう。
でもね、シャワーの蛇口を捻ってもお湯が出ません。
出るのは、冷た~い水だけです。
あちゃ~~~ッ! フロントを読んでも、対応まではしばらく掛かるでしょう。
結局、このオンボロホテルでのシャワーは諦めることになりました。
今回の世界一周で、悪い意味で思い出に残る最悪な1日となりました。
アラスカの一端を垣間見た気がします。
この日は思い出に残る、最悪な1日です。アンカレッジのホテルは何処も高額、
この時期しか観光客が来ないのが理由の様です。
しかもファーストクラスの人の荷物でこれなら、他の方はもっと
スーツケースの事故は破損だけではないと参考になりました
日系の航空会社じゃ~あり得ないことが、海外なら大いにあるあるみたいな・・・
アンカレッジ空港到着時に気付けば良かったのですが、深夜なので諦めました。