パブロ・ピカソ《 鏡を持つアルルカン》

　定年まで勤めていた会社の今年の美術カレンダー、1月を飾ったのはあの有名なパブロ・ピカソの作品でした。
　1923年の作品で一般的に知られているピカソの抽象的な作品ではなく、1917年頃から一転した「秩序への回帰」と呼ばれる 揺り戻しが起きた新古典主義時代の作品なのです。
　本作の X 線撮影の結果によればこの顔は当初ピカソの自画像であったという。
　ピカソはここで自分の顔をピエロの仮面で隠したということになり、ピカソの偽装された自画像とも 呼びうる作品なのです。　
　

福田美蘭・ 美術ってなに❓

名古屋市美術館 35周年記念展の福田美蘭・美術ってなに❓に行ってきました。
福田 美蘭は最年少で具象絵画の登龍門と言われる安井賞を受賞した女性現代美術家です。
古典名画から イメージを膨らませたもの、現在を見据えたものなどなど 多彩な内容でした。

ポーズ の途中に休憩する モナリザ


湖畔（黒田清輝の名作から）
　

見返り美人　鏡面 群像図



安井曾太郎 と孫



開ける 絵「蝶番で閉じられた絵を開くと風景画が現れます」


世界貿易センタービルの展望台


ブッシュ大統領に話しかける キリスト


世界に向かって戦況を説明するゼレンスキー 大統領


天井のコーナーにも立体的な人物画が飾られており、色々な仕掛けのある面白い展覧会でした。

芸術の秋・ランチパーティー

　朝のラジオ体操仲間のお誘いで先日の日曜日、池下のフランス料理店　イル・ド・フランスにて開かれたジャズ歌手 高松さちえさんプロデュースによる「芸術の秋・ランチパーティー」に行ってきました。
ボーカル高松さちえ、ギター 伊藤史和、ウッドベース 土田邦雄による ジャズ演奏を聴きながらワインなどの飲み物と料理を楽しむだけでなく参加者各人が自作・自慢？の絵画や工芸品などを持ち寄り、ガラス越しの緑豊かなお庭に展示して、食事の合間に三々五々鑑賞しましょうという粋な催しでした。


ボーカル高松さちえ、ギター 伊藤史和、ウッドベース 土田邦雄


ボーカル高松さちえさん


このガラス窓の外の緑豊かな庭に各自持参した作品が思い思い適当に飾られています。
私も孫の2歳半頃の絵など３点を出展しました。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オーストラリア・ブラウン レイク


10歳になった孫が描いた小さな額入りの絵２点も持参しました。爺バカです😅

会場風景 その1

　
会場風景 その2

あいち アール・ブリュッド 作品展

名古屋市民ギャラリー 矢田で開催されていた「 あいち アールブリｭッド10周年記念美術作品展」に行ってきました。

「あいちアール・ブリュット」とは下記のように説明されています。




ここに掲載したのはほんの数点ですがこれらの作品は周りの自然や事物を自分の体の中で消化して、あるいは心に感じたものとして、それを筆と絵の具、クレヨンや 色鉛筆などを用いて丹念にキャンパスに表現しているように思え、皆 唯一無二のものに感じました。

孫のお絵かき その2

ヨット


クラゲ


シーラカンス