( leave things ) up in the air

30代後半・既婚・ゲイ。仕事も家庭も人生も全てが中途半端な僕のろくでなしな日々。

9月下旬

2008-02-27 | Weblog
Lさんと組んで新しい仕事を任されるようになった。
上司に呼ばれて、僕も、Lさんも微妙な面持ち。
そういえば、上司に一緒に組ませろって直訴していたんだっけ・・・。

仕事の内容は新人社員の研修担当。
社外講師も用意するけど、自分達で講師をやることも多い。
準備とかもあるから、これからはほとんどLさんと毎日一緒になる。

「・・・よろしく。」
「あ、ああ・・・。」

うーん、どうすれば。

仕事上はLさんはきちっとしてるから表面上は何も問題ないだろう。
問題は仕事と関係ない僕の意識だ。
とりあえず、仕事はマジメにやろう。

9月の話2

2008-02-27 | Weblog
妻に送ったプリペイド携帯から返信があった。

「私もびっくりしている。あんなところで再会するなんて。」

・・・・・。

当たってほしくなかったけれど、かなりマズイ展開。
やっぱりそうなのか・・・?

急いではいけない。
僕が知りたいのは本当のこと。

怪しまれないように。
少しずつ核心に迫って。
どうするかは、それからだ。

9月の話

2008-02-27 | Weblog
プリペイド携帯電話を2台買った。
一台は妻へ郵送した。
Lさんの名前で。
Lさんになりすました手紙を添えて。
「こんなことになってびっくりした。あいつが君の相手だとは。」
とか何とか書いて。
僕の読みが当たっていれば連絡をよこしてくるはずだ。

もう一台は自分で持っている。

僕の予想が当たっていれば、全てが明らかになる。

そう、Lさんと妻の間に何かがある。
そして、子供の父親が誰であるのか。


ひさしぶり

2008-02-27 | Weblog
いままで書き溜めたものと一気に載せることにした。
理由はいくつかあるけれど、
いま、ブログをつづける気力がないこと、
あることがわかってひどいことをしてしまったこと、
体調が思わしくないこと・・・。
やっぱり罰ってあたるんだな・・・。

8月中旬の話7

2008-01-16 | Weblog
家に帰ると妻子が来ていた。

「最近、どうして帰ってこないの?」
妻が言う。

僕は単身赴任状態。社宅に入っている。
先日Lさん一家と行って以来、家には帰っていなかった。

そんな僕が日焼けして日曜の夕方に戻ってくれば
不審だろう。

「遊んでばっかりいないで、たまには帰ってきて。」
そう言われても。
一旦不信感を持ってしまうと、素直にうなずけない。

どうすればいいのか。

傍から見れば家庭を顧みずに遊び呆ける夫と、
心配して出てきた妻子に映るだろう。

でも僕は、自分の子かわからない子と
僕を裏切っていたかもしれない妻と
なにより現在進行形で妻を裏切って
ゲイセックスに溺れている自分、
どのひとつも受け入れきれていないのだった。

黙っている僕。




と、
「パパ・・・」
振り返ると不安そうな顔で僕をみる子供がいた。

「パパ・・・」

「パパ・・・」

僕は子供を抱きしめた。

一番不安なのはこの子だろう。
訳もわからずに。
僕の変化を微妙に感じとって。

「・・・ごめんよ。これからはたまには帰るから・・・」
それだけ言うのがやっとだった。