12月29日・・・仕事納めのこの日、暇が予想、いや確実な年末の為(暇なら掃除しろと言う声も聞こえるが、自分に甘いオイラ。そんな声は無視)本を二冊準備した。
一冊はこれ『おっぱいバレー』 水野宗徳さん
なんて甘美な響きでしょうね『おっぱい』。
失礼しました。一応健全な37歳男なもんで、『おっぱい』って言葉の響きには萌えます(爆)
ええ、キモイです。分かってます。でも言いたかったんです。
お許しを。
さて、くだらない前置きはこれくらいにして、簡単なストーリと感想。
表紙はこんなんです。
この本の帯は劇団ひとりさんがお書きになられてます。
『だまされました。
だって、こんなタイトルですから。
思いませんよね。普通は。
泣かされました。』
と、あります。
ええ、男のロマンですもんね(爆)
舞台は静岡県の端、愛知との県境付近。
浜名湖に面する辺りの街です。
自然とみかん以外にはこれと言って特徴の無い街。
その町にある中学校の超さえないバレー部。
一部女子からは『キモ部』と言われています。
部員五人。全員二年生。日々H事を考えて悶々としている彼ら。
ええ、分かります。自分もそうでした。寝ても冷めてもです。
大人しい男子の方が余計悶々としているもんです。
どんな男子だって多分そうだと思います。例えば木村○也さんだって、福山○治さんだって、そんな少年時代を送っていると思います。
なんで、その位のお年頃のお母さん。自分の子供が女性に異常な関心があるからって心配しないでくださいね。その頃はそれ位が普通です。
それを経験して、自分を抑える事を覚えるんですから(嘘)
そんな彼らの元に幾つかの変化が訪れます。
待望?の新入部員と、顧問の先生。
実のところ、彼らが本当に渇望していたのは『女子マネ』だったんですけどね。
オイラが中学生の頃、県下でも最強豪だった我がサッカー部。
先生の方針で女子マネは取りませんでした。なんでオイラがやってましたよ。
ああ、今思い返すと良い思い出?
その後、高校で入った県下最弱のラグビー部でも同じでして・・・三年の時折角主将になったのに、なーんの役得も無く悲しかったな(笑)
しかし、顧問の先生が違いました。
うら若き『女性』の先生。
これが嬉しくないわけは有りません。
ちょっと有頂天の彼ら。でも、やる気の無い彼ら。
ちょっと捻くれ者の彼ら、顧問の先生は彼らにやる気を出してもらおうと、何でもやるとか言ってしまいます。
そこで、彼らは先生にとんでもない約束をやせます。
さぁ、ここから先は本でお楽しみ下さい。
TVドラマとかに持って来いの話です。
さて、もう一冊がこれ『ぼくのキャノン』 池上永一さん
この本で語られるキャノンとは『帝国陸軍九十六式15センチカノン(キャノン)砲』の事で、デジカメやプリンターのメーカーの事ではありません・・・すいませんつまらなくて。
このカノン砲が見下ろすある村の話。
村ではカノン砲の事を『キャノン様』と呼び崇拝している。
村の守り神。誕生、成長、死を見守り、村人の生活を脅かすものを排除する。
戦後、この村は非常に潤い、それは現代に続いている。
しかしそれは、ある重大な秘密の上に成り立っているもので、非常に危ういバランスのもの。
このカノン砲のノロ(沖縄地方で言う『巫女』かな。神女って書いた気もするけど忘れたっす。間違いの場合だれか連絡下さい。修正します。)カマトが実質の村の支配者。後、盗賊のチヨと、影の仕事を引き受けている樹王。
それにこの三人の孫が主人公。
この村の秘密を掴んだもの、リゾート開発をたくらむもの、その欲望に巻き込まれていく主人公達と村人・・・その時キャノン様が!
みたいなストーリー。
物語としてはスピーディー。現実離れしているけど、歴史の陰に隠れている色々な事を絡めて現代の話とつなげるあたり。面白いです。
アニメとかにするには持って来いだろうな~。って感じの物語です。
さて、今年も残りわずかです。
これから昼寝して夜に備えます。
おやすみなさい。
面白そうな本ですねぇ。
こういう本って、どうやって見つけるんですか?
おっぱいバレー・・・表紙はこれ、バレーボールを入れているんでしょうか(笑)。
硫黄島からの手紙、年末に見ました。
自決のシーンとか結構グロで怖かったですね。確かに子供にはきついかなー。
イーストウッドとスピルバーグですから、突き詰めちゃったのかなって感じはありました。
いつのまにか渡辺謙さんも、ハリウッドで通用する有名俳優になりましたね。
中村獅童さんは、さすが歌舞伎役者さんだからか、(小さめの目ですが)眼光が鋭くて存在感ありましたね。
本は本屋に行ってのんびりと眺めては見つけてきます。
休みの日に図書館とかに行けば良いんですけど、間違いなく返し忘れたりするので気に入った本をぼちぼち買っています。
時々人から貰ったりもしますが。
硫黄島からの~は、あのシーンと火炎放射器のシーンを除けばグロさが減るんですけどね。
正直、戦争は残酷なものなんだから、それと分かるように写すのも一種の反戦なのかもしれません。