問題は先送りと言う事で・・・

今日やらなくていいことは明日やる。
って、最近色々な事をサボりすぎてますw
コメントとか気軽に書いていって下さい。

リアル

2008-11-05 22:24:30 | 本についてつぶやいてみる
ここ数ヵ月、これ迄の記録を更新しつづける忙しさ。
参ったね(笑)

昨日、品川駅構内でリアルの8巻を購入。
仕事の合間の息抜きね(笑)
リアルの作者は井上雄彦さん。
代表作はスラムダンク、バガボンド、カメレオンジェイル等々。紹介しなくても、ご存知の作品が多い漫画界のビックネーム。

リアルもご存知の方々が多いと思いますので、適当に割愛。

主人公は誰なのかな?

戸川清春?
野宮朋美?
高橋久信?

いや、全員だね。

清春と久信は身障者。
野宮はバイクの交通事故である女の子を身障者にしてしまった少年(かな?)。

それぞれの人生にそれぞれの葛藤がある。
今は、清春と野宮の人生にスポットがあたりがちだけど、久信の悩みや思いも深い。

俺は、お陰様で丈夫に生きているから、今ひとつ清春や久信の思いが分からないところがある。

だからか、野宮が一番好きなキャラだったりする。

人を傷つけた彼だけど、高校を辞めて、やっと見つけた自分の居場所だけど、無くしたり見失なったり、再度発見したり、なんか人生の代弁者みたいだ。

それでいて、キチンと自分を高めようとしている。

好きだな~コイツ(笑)

もちろん、妥協しない清春、やっと動き始めた久信も好きだけどね。
コイツらの脇を固める仲間も素晴らしい。

で、自分を振り返ってみる。
自分の周りの連中もすごいんだよね。
感謝感謝(笑)

駄目な時もあるけど、それは一時だけでね。

そんな人達を大切にしたくなる作品です。

陰陽師 夜光杯の巻

2007-07-11 00:42:34 | 本についてつぶやいてみる

陰陽師 夜光杯ノ巻 夢枕 獏 文藝春秋

此処へ来て、ようやく梅雨らしい天候になりました。
今夜は結構しっかり降っています。

こんな夜はのんびり読書かな~と、思います。

今宵は(と、少々口調を変えてみますw)次なる、物語を紹介仕ります。

『陰陽師 夜光杯ノ巻』 夢枕 獏著

我が敬愛なる、安部晴明殿と源 博雅殿の物語にてございます。

夜光杯とは、中国で作られている玉を薄く削った杯の事でございます。
この杯に酒を入れますと、闇の中で光ると事から夜光杯と名付けられております。
彼の地では葡萄酒なぞを注ぎ飲まれたとの詩がございます。

漢詩を習われた方々ならば、おそらく一度はお読みになった事があるかと思いますが、彼の地の王翰殿が詠まれました、『涼州詩』と言う詩がございます。

葡萄美酒夜光杯     葡萄の美酒 夜光の杯
欲飲琵琶馬上催     飲まんと欲すれば 琵琶馬上に催す
酔臥沙場君莫笑     酔いて沙場に臥すとも 君笑うこと莫(なか)れ
古來征戦幾人回     古来征戦 幾人か帰る

葡萄の美酒を夜光杯で飲もうとしていると
誰かが馬上で琵琶を奏で、美しい音色を響かせている。
酒に酔いつぶれ 砂漠の上に倒れ伏してしまったが
こんなぶざまな姿を見て笑わないでくれ。
昔から 戦に行って いったい何人帰って来ただろうか。
私も、明日の命がわからないのだから。

故郷を遠く離れ、戦に出征された武人を思い詠われた詩でしょうか。
非常に切ない詩でございます。
 
我が家にも我が道しるべとなるI師より譲受し夜光杯がございますが、非常幽かな光を放つ杯にてございます。
この話についてはまた語る事もあるかと思いますので、別の話とさせていただきます。

さて、本題に戻りましょう。
伝説の陰陽師 安部晴明殿と、楽の天才と言われました源 博雅殿の物語でありますれば、それは闇の世界の物語でございます。とても幽かな物語でございます。

時は平安時代。
まだ、都にも多くの『闇』が残る、魑魅魍魎や鬼が跋扈する時代。
その闇が支配する夜に、安部晴明殿と源 博雅殿が晴明殿のお屋敷の庭に面した縁側で、簀に座して酒を飲まれている場面から物語りは始まってまいります。

晴明殿は博雅殿や、また多くの雅人から持ち込まれまする闇に関わる事を解決なさります。この物語の中でも様々な闇に関わる事柄を色々と解決されてございます。

詳しくは、この物語をお読みになっていただければと思いまする。

そして、闇と言う酒に満たされました平安の都で、夜光杯の様に幽かに光まするお二人の活躍を楽しまれてくださいませ。


あの頃の自分を思い出させる漫画とか

2007-06-06 14:12:12 | 本についてつぶやいてみる
コンビニで安い漫画を良く見かける。

共通しているのは装丁を安っちくしている事。

本によっては、
3巻分位分厚くしたもの。
テーマ毎に分けて再収録したもの。
怪しげなテーマを扱ったもの。

等など、結構バラエティーに富んでいる。

良く買うのは、昔読んでいた漫画の復刻版。

松本零士の「戦場ロマンシリーズ」
新谷かおるの「ふたり鷹」、「ザ・コクピット」
ちとマイナーだが、五十嵐浩一の「ペリカンロード」

最近の漫画だと、「ベルセルク」「こち亀」「おいしんぼ」等

松本零士や新谷かおるの本は版元が変わっていたりする。
なんでだろ?

で改めて、松本零士・新谷かおる及び五十嵐浩一の三氏の本を読んでいて思う事がある。

「子供の頃は、これがリアルな世界だと思っていたんだよな・・・」
子供の頃って言っても、精々中学・高校である。

今改めて読むと、絶対にありえないことばかり(笑)

どんだけお馬鹿な学生だったんだ!!

でも、「それらの世界はちょっと面白そうで、結構憧れの世界であった」と、言う事だけはここでカミングアウとしておく。

危うく陸・空の自衛隊とかに入隊しそうだった。
(どう考えたって、エリア88やファントム無頼の世界はありえない。)

こち亀を読んでも警官になろうと思わなかったのは、近所の、何時たずねても誰も居ない派出所が現実としてあったからなんだろうな。

もし、あの頃に、「築地魚河岸三代目」「バンビーノ」「ドクターコトー」(コトーはありえないかな?)なんかを読んでいたら、そっち方面を目指したのであろうか!?

今、中学生の自分にこれを読ませたら、どんな人生を歩んだだろうかと思うノンフィクションものの本もある。
「ポップ吉村の伝説」「伝説のプラモデル屋」「YS-11を作った男達」等など。

結局はエンジニアリング関係に進む感じですけどね。。。

コールドゲーム

2007-05-31 11:18:41 | 本についてつぶやいてみる

コールドゲーム萩原 浩 「コールドゲーム」 講談社

先日予告していた本とは違う本を先に紹介します。

萩原浩さんの「コールドゲーム」。

ストーリー高校生の心の熱さや葛藤を上手く表現していると思います。しかも、非常に読みやすく。皆さん覚えていますか、高校生位の時の、なんか熱くて、漠然と乾いてた気持ちを。

自分はノホホンとした学生だったので、あまり乾いてはいませんでしたけどね(笑)

夏の甲子園の予選も2回戦で敗退。この敗退で部活を引退した、高校三年生になる光也。
そこへ、幼馴染からの連絡。
昔馴染みの喫茶店で落ち合い、そこで聞かされたいじめられっこだった同級生からの復讐の話。

そこから始まる、熱くて、忌まわしくて、ちょっと悲しい高校三年生の夏休みの物語。

って、短くまとめすぎました。

中学や高校の友達とお付き合いありますか?
自分は数名ですが、中学と高校の時の友達と付き合いがあります。
合えるのは数年に1回くらいですが。

中学や高校のときの記憶ってありますか?
思い出とかではなく。
自分はあまりないです。くだらない事は良く覚えているんですけどね(笑)

クラスメートがどんな連中で、どんな事があったかなんて言うのは、度々クラスメートと会って話して無いと覚えているもんじゃないのかもしれません。

中学生や、高校生のときにいじめってありましたか?
自分はいじめた記憶はないのですが、それは自分に無いだけで、そのいじめられていた本人はまた違う記憶を持っているのです。

少なからずあったと思います。目を逸らしていただけで。
ただ、酷くなる前に自己浄化していたような気もします。って、思いたいだけかな?

本のストーリーも、皆が忘れてしまっているいじめの記憶と、いじめられっこだったトロ吉の記憶が復讐の筋となります。

もちろん、いじめていた本人達は忘れ去っているような記憶です。

ストーリーは中学二年生のときのクラスメートを巻き込みながら、どんどん進んでいきます。
そして、ついにトロ吉を追い詰めた!
と、思ったそこには!

最近、mixiで出身の小中高校のコミュを見つけました。
コミュには流石に30代後半の人は少ないのですが、少なからず同級生が書き込みしていたりします。
皆、HNを使っていますんで、誰が誰やらわかりませんが、皆が元気でやっているようでほっとしたりもします。

中学の時には考えられなかったコミュニケーションの方法ですね。

どんな形であれ、人と人とがつながっている事を確認できる事はいいことだと思います。

さて、次はどの本を書きましょうかね(笑)


手紙

2007-05-28 11:41:12 | 本についてつぶやいてみる

手紙

もう随分Blogを更新していませんでした。

気がついたら、五月も後半w(って書き出したのは5/19です。)

最近はもっぱら、mixiでの日記更新に明け暮れていました。

少しはこちらにも力を入れなくてはいけないですね。

今回は読書ネタです。

東野圭吾さんの『手紙』について書いてみます。

この本、友人より借り受けまして読ませていただきました。

映画にもなっていますので、ご存知の方も多いかと思います。

で、この本、借りた瞬間から絶対泣くだろうと思いながら読んでおりました。

さて、自分は泣けるのでしょうか・・・

主人公は天涯孤独の兄弟二人。

弟の目線で書かれています。

貧しい中で、弟をどうしても大学へ行かせたい兄。
つい魔が指してある裕福な老女の家へ盗みに入り、居る筈無いと思っていた老女に見つかり、行きがかりで老女を殺してしまう・・・その事件をきっかけに弟の(もちろん兄も)人生は大きく狂ってしまう。
それからの、弟の苦悩、兄の苦悩、そして周りの人の苦悩を書き綴った一冊。

盗みや殺人と言うものは、何が何でも犯してはいけない罪だと理解しています。
どんな理由があろうともです。その裏側には色々な事情が隠されており、そんな事情が不幸を産むと言う事も。
もちろん理由が無い人もいるでしょう。そう言うのは論外です。

さて、ストーリーですが、殺人を犯し刑務所に入って、弟を希望に刑期を勤める兄。
殺人者の弟として、世間から冷たくされ、兄の事をひた隠しに生活をする弟。
弟は、兄の罪のせいで色々な事を諦めてそれでも、なんとか自分の人生を歩みます。

悪い事ばかりが大半ですが、ある自動車会社の産廃を扱う企業に就職し、ある男と出会い、通信大学への進学を決めます。
その会社の中で働いているときに、ある女性との出会いがあります。もちろん後々の人生の鍵となる女性です。映画では沢尻エリカさんが役を演じていらっしゃったのではないでしょうか?

その後色々あり、大学を無事卒業し、電気の大型量販店に勤める事になり、そこで、また兄の件がバレ居辛くなります。そこにこの会社の社長が現れ、彼に一つの示唆を与えます。

さて、ここからがクライマックスなのですが、それは本を読んでください。

途中もかなり泣けますが、かなり泣けます。
結構お勧めの1冊です。

さて、ここに書きたい本が溜まっているんですよね。
IWGPⅦ Gボーイズ冬戦争
メリーゴーランド
秘密 等

最近のマイブームは、東野圭吾さんと、萩原浩さん、奥田英郎さん

またボチボチ書き溜めてUPします。


邪魅の雫

2007-03-11 10:47:57 | 本についてつぶやいてみる

なんにもないなんにもない全くなんにもない・・・

って歌をご存知の方は30代も半ばから後半かと(笑) この歌好きです。

さて、歌とは何にも関係ないのですが、日々何にも無い事は良いことかなと思うのですが、それはそれで寂しい気もします。

いや、実際は何も無いわけではないのですが、その事に相対していない時はとりあえず目をそらしている(笑)
考え続けるとおかしくなるから(爆)

今日紹介する本は、日々の事象に囚われ呪われた人達の話。

シリーズ化もされて、映画やドラマにもなっています『京極堂』シリーズの最新巻、『邪魅の雫』。 

邪魅の雫京極夏彦  講談社 1600円

『姑獲鳥の夏』から始まるシリーズの最新巻。

物語は、ある殺人事件から始まります。その殺人事件は単純そうであるのだけど不可解。そして次々と殺人事件が起きていきます。
死因は毒殺・・・使われている毒は同じものだが、殺された人々には何の関連性も無い(と、言うか無いように思える)不可解な連続殺人事件。

この事件は解決できるのか否か!

このシリーズの本は、巻が進むにつれ、殺人的な厚さ(世代の方はコロコロコミックを思い出してください)になっていきます。
この本で殴ったら、軽く鞭打ち位にはなりそうです(笑)

いや、話が脱線しましたが、『京極堂』シリーズと銘打ちましたが、登場人物の一人中禅寺の営む古本屋の屋号なのです。
その彼は、神社(陰陽道関係)の神主で憑き物落としと言う三つの顔を持っていたりもする。
憑き物落としなんて言う言葉は一般的ではないですが、まぁ、心霊的な憑き物落とす職業言うのでしょうか。

しかし、この話の中では心霊的な事は起きないし、無いと言ってもいいって感じです。
人々に憑依するのは、『言葉』であり『事象』であり『思い』であり、そのそれぞれに囚われた人々の心。

これを『呪い』と言うのでしょうか。

それを読み解き、ほつれをただし、正しい位置に戻すのが彼の『憑き物落とし』です。

此処に至るまでのストーリーがまた難解で、読み解くのも『殺人的』に難しい(笑)
で、ストーリーは混乱を極めつつも、事件の中核に迫り・・・いや、色々な事実が雑然と分かるのだけれでも、更に混迷を深めた時に『京極堂』こと、陰陽師 中禅寺が話を分かりやすくまとめて憑き物が落ちたかのように分かりやすく、簡潔に説明してくれる。ここが、このシリーズの醍醐味。

全然関係ありませんが、夢枕 獏さんの『陰陽師』シリーズで、清明が呪とは言葉である。その形や事象を表すのに、言葉で名前や形容することで呪と言う呪いをかける、みたいな事を言っています。(理解が足りないので、これで正しいのかは分かりませんが、私の解釈として捉えてください。)

で、最初に戻るんですけど、日々の出来事に囚われて、いつの間にか自分で自分に呪いをかけたりしているかもしれない自分が居ます。
これを『泥沼』とか言いますけどね(笑)

そんな時は一度立ち居位置を変えるか、信用出来る人に話してその人なりの解釈をお聞きして、再度その事を正しい位置に再構築すると案外すんなり解決するものかもしれません。注意しなくてはいけないのは、相談した人の解釈をそのまま鵜呑みにしない事。
相談された人も迷惑だし、自分も不幸になるかもしれません。

なんか、大した事でもない事を、大げさに書いちゃいましたね(笑)

今書いた事は、私の考えなので、読まれた方、鵜呑みにしないで下さいね(無責任w)


JOG Aprio

2007-02-13 13:14:00 | 本についてつぶやいてみる

先週から手を着け初めた、すし屋に里子に出されたYAMAHA JOG Aprio。

苔むしていた外観は、大将の手ですっかり見違えるほどに洗車され、中古で販売できるような状態に変貌。

自分の担当は、兎に角分解整備をする事。
まずブレーキ廻り。



先週の日曜日にバラバラに分解してO/Hしました。
写真に写っているパーツクリーナーは、D2ブランドの物。
安いので非常に重宝しております。

Rホイールをバラスのに、マフラーまでバラすんですが、そのついでに、マフラーも耐熱ブラックで塗っちゃいました。

Fホイール廻りは、シャフトに錆びも齧りも無く良好な状態。
ブレーキだけO/Hして再組み立てしました。

それと、荷台に新品のBOXを乗せる為、これまた分解し再塗装。
結構ピカピカになります。

あと、大将がバッテリー交換をやってくれていました。

ここまでが先週の作業。

今週は・・・店に行ったらエアクリーナーが分解されており、その傍らには見るも無残なフィルターの残骸が(笑)
劣化でボロボロになるんですよね。あれって。

折角なので、OILでドロドロのキャブの外観を磨こうかと、ボディーをストリップダウンしました。




んで、キャブ廻りを覗いて見た所・・・ゴム製のインマニに無数のヒビが!



こりゃ、部品交換ですね。って事で、ナップスに直行し部品を注文。
来週には届く予定。

来週はインマニの交換と、スロットルワイヤの交換を行い、メンテ完了です。


デブになってしまった男の話

2007-02-05 18:57:17 | 本についてつぶやいてみる


  


 鈴木 剛介  出版元 求竜堂

なんか非常に身につまされる題名。
この主人公とは違って、元々がふっくら体型なんで、デブになってしまった!と、言うよりはただ体重が増えただけって感じで、悩みも多くはないのですが、その分コンプレックスは多いかも(笑)

痩せりゃいいんだけど、そこはデブの宿命でつい『食べて』しまう。
今日は、大斗のラーメン中盛を食べてしまった。
あっこのラーメンの中盛は、通常のラーメンの大盛りサイズ。
でも値段は普通盛と同じ630円と、デブにはたまらないサイズ(笑)

それと、デブの宿命として、運動が億劫なんです(爆)
電車でもつい座ってしまうし、階段よりはエスカレーターを使います。
エレベーターはちょこっと閉所恐怖症の気があり、出来るだけ使わないようにしていますが、それでもエスカレーターが無ければ、階段ではなくそれを使うし、休日はごろごろと読書か、バイクいじっているか乗っているかのどれかで、スポーツとは無縁な生活。

本の話しをするつもりが、ついつい自分の話をしてしまいました。
やっぱデブ症については、ネタとして話しやすいのかな?

さて、軽くストーリーなんぞを。
主人公の大介は、大学のサークル『エブリシング』に入っている。
高校生時代はぜんぜんもてなかったけど、大学に入り時代の風が自分に吹き始め、彼女以外にもガールフレンドが複数いるような状態。

(いーねー。うらやましい。そんな時期なかったもんなー。)

で、そんな彼が新入生に気になる存在の女の子が入ってきた。
さて、彼女との運命は!?

で、まぁ、色々なことが有り、紆余曲折を経て、イケメンでモテモテだった彼が何故かデブになるのです。デブになる理由は本を読んでください。
結構ポイントです。

さて、デブは恋愛が出来るのでしょうか!?

ちなみに、この本はデブのラブストーリーです(笑)

デブって結構切実なんですが、自分を例にすると、自分に甘い為、我慢できなくてそうなるべくしてなってしまった症状なんで、大体が切実どまりで反省しても結果に結びつきません(核爆)

でも、それでもいいって開き直っちゃえばデブでもいいかなと思います。
ただ、恋愛するにはちょこっと(どころか大いに)不利かな(笑)とも思います。
この本は、そんなデブ症のオイラの福音書になるか!
ってな思いで買いましたが、ちょこっとなりそうにもありません。

自分は痩せるとか言う前に、精神の鍛錬をしなくてはいけません!
ってな事を気づかせてくれた。けど実行はしないかも(苦)

ちょこっと追記

一時期どうせ太るんなら、100kg越えるデブになってもいいかなーって考えた事があるんです(笑)

っと、それはさておき。

実は、この本の言いたい事は、デブは大変とかではないんです。
受け取る事は人によって違うと思うので、ここでは自分の感想を書いておきます。
後は、それぞれの人が読み取ってください。

デブでも痩せでも、その人の価値は心にあると言う事。
確かに、見た目ってのは大切ですけど、本質ではありません。

なんで、自分も太っている事は余り気にしないようにします。
また、それ以外のコンプレックスについても(笑)
卑屈な自分が出ているときは、どーも人生がもう一つのような気がします。

どんなときも、明るくお気楽に生きたいもんです。


マドンナ

2007-01-21 22:57:13 | 本についてつぶやいてみる

マドンナ奥田英朗さんの『マドンナ』

マドンナって言っても、女性が主人公ではありません。

いきなりベタですみません。

この本、短編集です。

女性ではなく、四十位の中間管理職・・・所謂『おっさん』のお話。

結構身につまされる感じ。

標題の『マドンナ』

ある日、新たに自分の下に女性の部下が配属される。
それが好みの女性じゃなきゃ良いけどなーなんて考えていたら、バッチシストライクゾーン。

これまでも数名そんな部下が配属されたけど、彼氏が居たり人妻だったりしてあっさり熱は冷めていたけど、今回は・・・みたいな話。(説明がかなり中途半端ですが)

この本に出てくるおっさん達の気持ちが痛いほどよく分かる(笑)

年甲斐も無く好みの若い女性にドキドキしちゃう。
しかも、まともに浮気もした事が無いし、免疫が無いから余計に。

幾つになっても、中学生当時くらいのトキメキはあるもんです。(爆)

妄想だってしちゃいます。

その他。

奥さんと言い合いになって、反論できずに怒り心頭!
とか。ただ、この場合、奥さんが間違った事を言ってないんでにっちもさっちも行かないで憤っちやう感じなんですけどね。

しかも嫌な事に、会社、家庭で同時に解決しなきゃいけないことが起こって、イライラしている時に限って!

って、なんで俺が!!!みたいな。

短編集なんで、具体的に書いちゃうとこれから読む人がつまんなくなるんで多くは触れませんが、中年のオヤジが一体どういう風な事を考えていて、会社でどんな事で行き詰っているか理解してもらうには丁度良い題材かなー、と、思います。

中高生や四十前後の奥様。それと、最近イライラしているおっさんにお勧めです。

ああ、オイラの事か!!


川の深さは

2007-01-10 22:41:34 | 本についてつぶやいてみる

川の深さは福井晴敏 講談社

福井晴敏さんと言えば、終戦のローレライと亡国のイージスが有名ですね。
どちらも映画化されていますし。

自分は亡国のイージスを読ませていただきました。
ありえなさそであるかもしれない・・・と、思わせますよね(笑)

この本もそんな感じの流れの本。
あるテロ事件の首謀者の裁判が審判開始となった日。浅草界隈のあるビルの守衛所にヤクザらしい連中を追っ払ってくれとの要請が。警備員は元警官で違うビルの守衛からの願いを仕方なく聞き入れヤクザを追い払う。そのヤクザは警官時代に接点のあった男とその配下。

問題が解決したと思いビルに戻る。自分が出払ってしまい、誰も居ないはずの守衛所に人気が、そこには救急箱を握り締めた少女がひとり・・・そこから彼は考えもしない事件に巻き込まれていく・・・。

と、言った感じ。

けっこうハードボイルド。
しかし、これはあったら怖いなー。ってか、ありえねーし。
みたいな話で、結構楽しめます。
最初はそれほどの疾走感は無いんですけど、後半戦盛り上がります。

暇なら読んでみようかって一冊。

後もう一冊、真夜中のマーチって本も読んだんですが、それはまたの機会に。