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転院

2016-09-14 | 怪我 病気

更に一週間もすると、もう退院レベルまで数値はよくなり、先生も看護師も大変驚いていた。

 

そして転院。これはアルコールで心身を壊した人たちが、共同生活を1~3か月かけ厚生プログラムを

受けるところだ、病院に向かう途中、その当時ブームだったフナッシーがたくさんいる、あのアンデルセン公園の

隣の森の中にその病院が有った。

 

まず、カウンセリング、病院のシステムなどを説明してもらう。

アルコールにがいかに体に害を及ぼすかといった授業や、いかに考え方を変えるかの認知行動療法、グループミーティング

でのディスカッションや、個人の経験談の発表、他には酒を飲まなくした後を何で補うか?趣味を見つけるための授業、スポーツ

だったり、革細工や、絵や、マージャンをする授業もあった。

 

部屋は5人部屋、暫くすると色々な人と仲良くなった、治療を終えて退院してゆく人、ある日突然飲んでしまって(一回は許される)

強制退院させられる人、新しく入ってくる人(大声でわめきながら入ってくる人や、幻覚で震えていて落ち着くまで個室に入る)で

色々と出入りが有る。中には入院は8回目なんて人もいる、こういう複数入院の人は生活保護の人が多い。

自分の部屋には、サラリーマン、板前、自衛官、生保の人たちだった。

 

プログラムはあって一日4時間くらいで、自由な時間はたくさんある、読書、テレビ、ネット、昼寝、外出何でもやっていい。

うちの部屋はゴルフ好きが多く、近くの打ちっぱなしに行ったりもした。アンデルセン公園の年間パスを買って、散策やアスレチック、

その奥にある県民の森ではジョギングし、朝はストレッチと筋トレを日課とし、社会復帰に備えた。

 

プログラムを4週こなすと、外部の断酒会かAAに8回以上通うと退院の権利がもらえて、最終的に先生とカウンセラーの判断で

退院となる。とても貴重な体験になった。自分は何事もなく退院となり、それから一滴も飲んでいない。

 

今後もこれを続けていきたい、もともとの趣味だったスポーツも一段と身が入り、現在は自慢できるほどまで回復した。

次はそんなことでもアップしてみようかな。

 

 

 


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