ことばと学びと学校図書館etc.をめぐる足立正治の気まぐれなブログ

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個人史を通して考える教育的人間関係と学校図書館の可能性

2010年02月08日 | 「学び」を考える

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 この3月に私が中学高校における教師生活を終えるにあたりって、阪神淡路大震災を契機にしてご縁ができ、つながりをもつことになった学校図書館関係者の皆さんが、私のために一日の集いをもってくださることになりました。少々気恥ずかしい気持ちもありますが、もともと図書館界とは無縁だった人間なので、この日は学校図書館の領域から少しはみ出して、より広い文脈の中でお話ししたいと考えています。

 まず、私の個人史では、敗戦直後の学校教育でメディアリテラシーに相当する力をどうやって身につけてきたか。20歳前後に私の生き方や教育観に影響を与えた一般意味論やカール・ロジャーズの人間観といった話題にも触れることができると思います。午後は、阪神淡路大震災を契機とする甲南の学校図書館再構築のプロセスを、当初から関わってきたスタッフや、外部から見守って応援してくださった皆さんとともに振り返りたいと思います。ゲストの片桐ユズルさんは、私がまだ教職について間もない頃に出会って以来のお付き合いで、私にとってかけがえのない先達です。ことばや映像などの記号が私たちの思考と行動に及ぼす影響について、認識の原点としての身体感覚にまで広げて話していただけるのではないかと期待しています。

 旧知の方も、まだお目にかかったことのない方も、お互いの生きてきた時間を結び合わせ、これからの時間につなげる一日にご参加いただければとても嬉しいです。

足立正治とともに考える<学校図書館の過去・現在・未来> (PDFによる詳しい案内をダウンロードできます。)

日時: 2010321日(日曜日) 1030-1700

場所: 甲南高等学校・中学校図書館(芦屋市山手町)

プログラム:

10:00- 受付開始

10:30-12:00 足立正治が語る、やがて学校図書館につながるまでの個人史(1941-1994

12:00-13:00 昼食のじかん

13:00-14:30 足立正治と語る、甲南高等学校・中学校図書館(1995-

14:30-15:00 お茶のじかん

15:00-17:00 ゲスト 片桐ユズル氏によるトークとワーク

    一般意味論入門「心身を自由にする記号の使い方」

18:00-20:00 夕食のつどい

会費:1,000円(資料代、お茶菓子代)

お申し込み:2010310日締め切り

申し込み・問い合せ:詳しくは、上記の案内をダウンロードしてください。

<ご参考に>

片桐ユズル氏については、以下をご参照ください。

片桐ユズルウェブサイト

京都精華大学公開講座:一般意味論入門講座「記号について意識的になる」

京都精華大学公開講座:アレクサンダーテクニーク講座「自由な心身の動きへの手がかり」

3月に刊行される翻訳書

オルダス・ハクスリー著『多次元に生きる--人間の可能性を求めて』(コスモス・ライブラリー)

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