方舟

東日本大震災の津波被害を受けて、愛知県の会社が開発してる
救命装置「伊勢の方舟」。
津波を避けるために高台に避難するのが間に合わない場合の
人命を守る手段としての鋼鉄製のカプセルだ。
水に浮くように設計されていて、転がって壁にぶつかっても
つぶれないようにと。



６月中旬の発売を目指し、価格は２人乗りで４０万円前後、
４人乗りで６０万円前後を予定している。

だそうな・・・

こんな小さなカプセルで津波にのまれて瓦礫を一緒に流され
まぁ流されるだけならいいだろうけど、鉄骨やコンクリートまで
破壊されるほどの津波の威力。
埋もれちゃったらどうにもできないね。
救助を待つまでの時間稼ぎで人命は助かるかもしれないけど。

それをでかくしたらこうなる？



サッカーボール型住居「バリア」だそうで。
特殊防水加工したボール型住宅で水に浮くんだそうな。
岐阜県の会社が開発したやつ。

住みにくそうだな・・・

いずれにしても水に浮く、防水が目的のようだけどね。
あくまで津波に対しての・・・

そもそも、今回の災害は津波ということを想定してなかったはず。
多少の津波は想定したとしても、家が流されるほどの津波は
誰も予測しなかったはず。
地震が起きて津波くるかもとこんなカプセルに非難するやつは
いるのだろうか。
それより、いつ起きるかわからない災害に、じゃまなカプセルを
常備しておく場所や余裕はあるのだろうかと。

鋼鉄のカプセルより、一瞬で膨らむ救命ボートの方がじゃまに
ならないような・・・
しかもエアバッグのような役目もするだろうし。

いずれにしても持ち運びのできるようなものじゃないから
携帯するわけにもいかず、いかにしてわが身を守るのかという
日ごろの備えは重要だね。