幹事さんのひとりごと

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2011年05月26日 | ひとりごと
映画『デンデラ』は、うば捨ての風習が残る山岳部を舞台に、
70歳を超え捨てられた老婆50人が、生き延びるための壮絶な
戦いに身を投じる衝撃の人間ドラマ。

故・今村昌平監督の息子・天願大介が脚本・監督を務め、
うば捨て伝説を新たな解釈で描いた作品。
浅丘ルリ子、倍賞美津子、山本陽子、草笛光子ら60歳以上の
大ベテラン女優たちがアクションに挑んでいる。

「女優の迫力と目力があり、万引き防止にぴったり」という
理由から、万引き防止ポスターに起用された『デンデラ』。
「みんな、見ています。万引きは犯罪行為。」という言葉に
説得力を増すような、うば捨て山の老婆たちがそこにはいる。


ということなんだけど。

さすがに大女優たちのにらみつける眼力。
怖いね。
最近社会問題にまでなってる「万引き」。
抑止力にはぴったりなのかもしれないな。

そもそも、万引きは品物が欲しいというより、行為自体に
スリルを感じてるようなところも大きいようで。
実際に購入する金がないのではなく、ゲーム感覚という
軽い気持ちで犯罪を犯すことが多いようだ。
捕まってもアンラッキー程度にしか感じないみたいで。

子どもを監督する責任のある親自身が万引きをしたり、
子どもが万引きしたことを「金出せば解決」と安易に考えたり。

中には「万引きされるような店が悪い」とほざくアフォまで。

「万引き」という言葉が軽すぎるんだよな。
「商品を間引く」という言葉が語源みたいだけど。
必要のないものを間引いてるわけじゃないんで、実際には
万引きではなく「窃盗」。

【刑法 第235条】
他人の財物を窃取した者は,窃盗の罪とし,10年以下の
懲役又は50万円以下の罰金に処する。

【刑法 第41条】
十四歳に満たない者行為は、罰しない。

ただし、少年法で少年裁判を受けたり、児童福祉機関送致
という場合もある。

いずれ子どもだからとか未成年だからとか許してもらえる
なんて甘い考えは捨てるべき。
テレビドラマのように「もうやるなよ」と言われて帰された
なんてほとんどないこと。
一度罪を犯したらリストにはしっかり載る。

ポスターのような怖いばばぁ(ごめん)が見てるからね。


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まんびき (るーと356)
2011-05-26 09:34:40
コンビニで働いてるときは
「あ、こいつやるな」とすぐ分かったもんです。
取って店を出たところで声をかける
(声をかけるのは店長)

親を呼ぶとたいてい
「お金払えばいいんでしょ」と言われると店長さんが言ってました。
罪の意識のない親に育てられた
罪の意識のない子供たち
・・・・なんだかねぇ・・・・
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ほほう (幹事)
2011-05-26 11:43:21
コンビニのおばちゃんのバイト?
ばばぁのにらみってやつ?
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ん? (るーと356)
2011-05-26 11:51:13
おねえさん!
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まずまず (雲板)
2011-05-26 12:02:24
そういうことにしとこうよ(笑)

「万引き」の話じゃないけど、
70歳を超え捨てられる「うば捨て山」か
一大国家が出来上がるんじゃ?
70歳未満より人口が多くなったりして
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多すぎて (幹事)
2011-05-26 15:45:22
捨てる場所もないかもね。
姥捨て山というより町中が老人ホームのようなもんで。
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ただいま (夫婦岩)
2011-05-26 18:16:58
大館市内です
土崎が恋しい……(笑)

偶然昨日、同級生と『窃盗』という罪名をもっと示さねば、と話してました。

万引きって盗人ぐらいの軽さにしか感じませんよー

『大盗人の頭領、商品盗らずに捕らわる』(将○さん、ごめんなさい(笑))
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大館か (幹事)
2011-05-27 09:01:37
ずいぶん寂れちゃったとこだよな。
道路だけは次々に整備してるけど。
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