幹事さんのひとりごと

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生徒と学生

2013年04月12日 | ひとりごと
学校に通う子ども達をどう呼ぶのか。
地域や年代によって呼び方が様々な気がするけど実は規定があること。

一般的には「小学生」「中学生」「高校生」「大学生」と呼ぶんで
「高校生」以外は「学生」でもおかしくない気もするんだけどね。

学校教育法では幼稚園児は「幼児」、小学生は「児童」、中学生と
高校生が「生徒」で専門学校や大学生が「学生」と呼ぶと。

それは教育機関の分類からくるもので、小学校は初等教育機関、
中学・高校が中等教育機関、専門学校・大学が高等教育機関という
分け方をしてるからだそうで。

意味合いとしては、中学・高校は既知の事実を学ぶ「生徒」。
大学は未知の予測を実証する学生ということだそうな。
生徒は「教えてもらう」立場のため、中学や高校の校則は基本的に厳しく、
学生は「自分で研究する」立場のため、大学や高専の校則は基本的に緩い。
ということらしい。

ちなみに「児童」というのは小学生とは限らずに使われる場合もある。
児童福祉法などでいう「児童」とは「18歳未満」という定義。

あいまいな部分も多いね。

たとえば学割という制度があるけど「学生割引」として一般的には
大学生だけが対象じゃなくて、小学生や中学生、高校生を含んで学生割引
という場合が多い。
児童割引とか生徒割引って聞かないもんね。

中学校で発行する在学証明書は「生徒手帳」と言うよね。
でも学生証を提示してくださいって言われる。
そんなところもあいまいだな。

制服しかりだよ。

中学生・高校生が着てる制服。
「学生服」と呼ばないか?
厳密には「生徒服」ってことになるんでしょ?
大学の学生が学生服着てるって見たことないけど・・・
高専はいるけどね。

昔は大学生が着てたのが「学生服」で「学らん」とか「ばんから」とかいう
言葉が流行った時代かな?
今じゃ中学・高校生が着てるけど「学生服」だし。
同様に「学生カバン」も本来なら「生徒カバン」が正解ってことだろうね。

中学・高校が同じ中等教育なのに、中学で義務教育終わり。
それもおかしな分割ってことになるかもと。
今の時代はほとんどが高校まで進学する。
それを強制する「義務」というのも押し付けるべきではないとは思うけど。
高校卒じゃないと社会で通用しないというような風潮も改めるべきなのかも
しれないね。

昔はまともに学校卒業してない偉人だって多い。
早くから社会に出て社会に役立ってる方だって多い。
学力というより、卒業校が資格や名刺になるのはどうかなとも思えるし。
生徒でも学生でも「広く浅く」か「狭く深く」かの個人差はあっても
どこかひとつ優秀な部分があればいい。
個人で生活できる社会人になれば少なからず「社会貢献」はできてる
ってことだと。


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2 コメント

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関係ないね (雲板)
2013-04-12 13:40:54
社会に出ちまえば、どこの学校を出たかなんて
町内行事への協力なんてのだと、大卒者の比率は低いようにも・・・
オラなんか曲がってる?から、「偉い人なのね」って無視ッ!! だけど
返信する
学歴 (幹事)
2013-04-15 08:44:04
個人の能力はそれだけの問題じゃないね。
学歴と性格も関係ないし。
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